語りあかそう (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
3.28
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本棚登録 : 107
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309412924

感想・レビュー・書評

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  • あ!ナンシーさんだ~。書店の新刊文庫棚で発見して、思わず声が出そうになった。どの対談も読んだことあるけど、あまりの懐かしさに購入。もうナンシーさんの新しい本は出ないと思ってたものね。

    亡くなってからもう12年。ナンシーさん、なんでそんなに早く死んじゃったの。今の私たちには絶対にナンシーさんが足りないよ。芸能人の言動にウンザリするといつも、ナンシーさんがいたら何て言ったかなあと、いまだに思うよ。

  • たまにどうしようもなく読みたくなるナンシー関。
    優しくて思慮深くて包容力のある人だったなーって改めて思う。

  • その早すぎる死が惜しまれるナンシー関さんの対談集。勢いにのって、ずっと欲しくて迷っていた全ハンコ集まで買ってしまった。

  • ナンシー関の本にしては、少しインパクトが弱い。しかしながら、最後の「有名人、勝手に格付けいたします」は、さすがに面白かった。もし、ナンシー関が今も生きていたら、この対談の後に出てきた有名人についても、格付けしてほしかったなあ・・・。

  • -108

  • 消しゴム版画家でコラムニスト。ナンシー関が亡くなって今年で
    17年になるんだね。ナンシーを失ったのは本当に哀しい。今でも
    「ナンシーだったらどう書くかな?」って思うもの。

    本書は1990年代に雑誌に掲載された対談やインタビューで構成し、
    2014年に発行された。

    私にとってナンシーの版画とコラムは最高の娯楽だったんだ。だから、
    「ナンシー関」の名前があれば内容はどうあろうと購入してしまう。

    ただ、対談って一方の話し手に興味があるだけでは楽しめないんだ
    なぁってのを実感した。いや、面白いことは面白いんだよ。

    冒頭の南伸坊との「お笑い顔面進化論」の、アメリカ人のようになりた
    いDNA説なんてニヤニヤしながら読んだし、近田春夫と「紅白歌合戦
    大改革試案」はこの国民的歌番組が低迷した頃だから「そんな時期も
    あったねぇ」と懐かしかった。

    ただ、林真理子、群ようこが対談相手の時はあんまりナンシーの魅力
    が出てなかったかなぁって感じ。あ、これは私がおふたりをあまり好き
    ではないのも原因かもしれない。

    ページ数も少ないので1時間もあればサクッと読めるかな。

    ナンシーの版画も結構掲載されているし、何よりもこの表紙カバーの
    自画像版画が秀逸。これだけでもう満足なのだ。

    カバー外して額装したいくらいだわ。

    それにしてもナンシー、あまりにも亡くなるのが早過ぎたわ。シクシク。

  • 内容は古いけど面白い。

  • 20141208

  • 対談相手が南伸坊、中野翠、みうらじゅん、林真理子、群ようこ 東海林さだお等々、好みの人ばっか。

    あー、ナンシー関に代わる人は現われず…。

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著者プロフィール

1962-2002 青森県生まれ。法政大学中退。消しゴム版画家。雑誌のエッセイや対談でも活躍中。著書に『ナンシー関の顔面手帖94夏』『信仰の現場』『小耳にはさもう』ほか多数。

「2014年 『語りあかそう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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