最高の離婚2 (河出文庫 さ 31-2)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309413013

感想・レビュー・書評

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  • 1-2巻読了。二組の夫婦が、離婚、離婚危機、紆余曲折を経て出した答えは…と。元カノ元カレ関係だったり、モテすぎる存在だったり、神経質とガサツであわなかったり、はずみで入れかわりそうになったり、仲良くなったり離れたりとめまぐるしく、目が離せなく。それはないだろうって行動も言動も多々あるけど、それと同時に各自の言い分にも一縷の真実は感じられてね。/光生「普通の家族って何だよ……」結夏「一番最初に思い出す人だよ。一番最初に思い出す人たちが集まってるのが家族よ」(1巻より)

  • 1の方に感想書いた。

  • 心がすっきりするとビジネス雑誌に書いてあったので手に取る。「結婚って、人が自ら作った最もつらい病気だと思いますね」とのセリフで始まる。そうなのか?と思いながら読み進めると、結婚した人も離婚した人も誰しもが思うであろう種々の心情が吐露される。売れそうな本だと思ったところ、なるほどドラマ化もしていたらしい。それぞれのセリフに肯定否定は人それぞれでしょうが、読んでいる間は現実世界を忘れさせてくれます。

  • リアルタイムで観ていたドラマのシナリオを今更ながら読む。ラストはわかっているのに、そこに至るまでの湧き上がる切なさや寂しさっていったら(笑)俳優の綾野剛さんと尾野真知子さんが好きになったんだ作品でもある。
    んで、読後に思い浮かんだ言葉は、恋とは計画性のない旅で、結婚とは住む場所を探す旅である。

  • 「離婚の原因第一位が何かわかりますか? 結婚です。結婚するから離婚するんです」日本民間放送連盟賞、ギャラクシー賞受賞のドラマが、脚本家・坂元裕二の紡いだ言葉で甦るーーファン待望の活字化!

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著者プロフィール

脚本家。ドラマ「東京ラブストーリー」「それでも、生きてゆく」「最高の離婚」「わたしたちの教科書」「Mother」「Woman」「カルテット」等、向田賞ほか受賞多数。映画、舞台でも活躍。海外でも高い評価を得ている。

「2022年 『初恋の悪魔 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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