自己流園芸ベランダ派 (河出文庫)

  • 河出書房新社
4.00
  • (12)
  • (13)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 199
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309413037

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 前作の「ボタニカル・ライフ」に衝撃をうけ購入。

    衝撃度という点では、前作の方が強かった。新聞連載をまとめたものみたいなので、一つの話題に対しての、文章量が少ないのが残念だった。

    話題には事欠かないはずなので、続編を出して欲しい。育て方のハウツー本は読む気がしないが、この手のものなら、いくらでも読みたい。案外無いんです。

    チャペックくらいしか思いつかない。が、読んでも、広大な庭が羨ましくなるだけ。

    私も小さな庭でチマチマ植物を育ててているが、
    右往左往しながら、虫の食うのに任せ、日々、一喜一憂しながら、園芸を楽しんでいる。

  • 以前参加した読書会で紹介されていた本です。

    自称「ベランダー」である著者のベランダライフが描かれていて、本書は新聞紙上に連載された植物についてのエッセイをまとめたものだそうです。
    1話2頁程度という決められた文字数の中で植物とのかかわり方が簡潔に描かれ、そこから生まれた植物への親しみや感動が伝わり、とても面白かったです。
    短編だし一見簡素な印象の文体なのですが、観察眼に優れ、そこから考察される発想が面白く、起承転結もしっかりあって更にオチまで用意され、その筆力は圧巻!

    以前読んだ著者の小説がイマイチ好みではなかったので、読書会に参加していなければ絶対に手に取ることのなかった一冊。
    新しい出会いに感謝!

  • ベランダーの気持ち、私もよくわかります…が、うちはベランダが無いので、窓辺のみ…

  • NHK総合で再放送の『植物男子ベランダー』の原作。最初は主演の田口トモロヲさんの声が脳内再生、徐々にいとうせいこうさんの声に変わった。ベランダでの植物観察エッセイで、『ボタニカル・ライフ 植物生活』の続編。カレル・チャペック『園芸家12カ月』をリスペクト。力の抜き加減が絶妙で面白かった。

  • 2017/7/23購入
    2018/4/25読了

  • のびのびとした作品。冬に読みました。次は春に読みたい。

  • 20160529読了

  • いとうさん流「ベランダ園芸」の
    面白さがぎゅぎゅぎゅっと詰まった作品。

    朝日新聞に掲載されていたものをまとめた物だということで
    各項目がかなり短めに、季節ごとに纏められていて
    少しの物足りなさを感じつつも、サクッと読み進められる。


    いとうさんの作品は、初拝読だったのだけれども
    豊かな文章力、語彙力、観察・考察力、表現力に支えられた
    (さすが、早稲田法学部出身のインテリ!)
    ベランダで繰り広げられる、愛すべき植物達との
    ユーモア溢れる対話の中には
    笑いあり、涙あり(?)、哲学ありで
    植物への興味・知識が少ない私も、ぐぐぐっと引き込まれた。

    いとうさんご自身のことは、テレビで拝見するくらいで
    あまり詳しくは存じ上げないのだけれど
    いとうさんの描く一筋縄ではいかないが、どこかユーモラスで優しい植物達と
    著者ご自身のイメージは、ふんわりと重なっていて面白い。

    欲を言えば、ところどころに配された
    新聞掲載時に添えられていたと思われるイラストが
    とても可愛かったので、そちらも全部掲載して欲しかったかな。


    アメリカに住んでいた頃。
    街のマーケットにて友人の勧めで、小さなミントの鉢植えを購入。

    私なりに大切に育てていたのだけれど、
    欧州旅行の際に万全な対策を施すも、枯らしてしまったことがあって
    未だにこころの片隅に、その小さな懺悔の念はこびりついていた。

    そんな私に、いとう流ベランダ―の基本概念
    「試しては枯らし、枯らしては試す」の心強さたるや!
    臆病な私にも、今度の休みにでも何か鉢を買いに行こうかな…と思わせてくれる。


    鉢植えと共に、この作品の前作である「ボタニカルライフ」も近々購入予定です。

  • また引越してアパート暮らしになったらその時は参考になりそう。しかし実物の写真が見たくてたまらない。

  • 自分を見られているみたいで、大いに笑えた。
    ベランダーは、自然と同じような行動になるのだろうか。
    不思議だ。

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

いとう せいこう
1961年、東京都生まれ。編集者を経て、作家、クリエーターとして、活字・映像・音楽・舞台など、多方面で活躍。『ノーライフキング』でデビュー。『ボタニカル・ライフ ―植物生活―』で第15回講談社エッセイ賞受賞。『想像ラジオ』が三島賞、芥川賞候補となり、第35回野間文芸新人賞を受賞。他の著書に『ノーライフキング』『鼻に挟み撃ち』『我々の恋愛』『どんぶらこ』『「国境なき医師団」を見に行く』『小説禁止令に賛同する』など。

自己流園芸ベランダ派 (河出文庫)のその他の作品

自己流園芸ベランダ派 単行本 自己流園芸ベランダ派 いとうせいこう
自己流園芸ベランダ派 Kindle版 自己流園芸ベランダ派 いとうせいこう

いとうせいこうの作品

自己流園芸ベランダ派 (河出文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする