屍者の帝国 (河出文庫)

  • 河出書房新社
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レビュー : 192
  • Amazon.co.jp ・本 (525ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309413259

感想・レビュー・書評

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  • 十九世紀末、屍者復活の技術が全欧に普及した時代━
    医学生ワトソンは大英帝国の諜報員となり、通訳兼行動記録係である実験体・フライデーと陸軍大尉バーナビーと共にアフガニスタンに潜入。
    その奥地で彼らを待ち受けていた屍者の国の王カラマーゾフより渾身の依頼を受け、「ヴィクターの手記」と最初の屍者ザ・ワンを追い求めて世界を駆け巡ることに━
    伊藤計画の未完の絶筆を円城搭が完成させた奇跡の超大作。


    春先にWOWOWでアニメ放送を流し見したのがきっかけで読みました-

    でも持病で集中力欠如してるからか、文が合わないのか…毎朝15分くらいちまちま読み進めてました。
    物凄く時間がかかったよ-
    そして内容を理解したとは全く思えない…


    あと、屍体が動いて人間の命令を聞いて、っていうのが…腐らないのが不思議。


    私には“生きている”ってどういう状態なんだろう?と考えさせられる物語でした。
    普段、ほぼ決まりきった日常を、あまり考えず繰り返して生活している身としては、生者の命令で動いている“屍者=死んでいる”と違いは殆ど無いんじゃないかと思って。


    読み返すのは苦行なので…もう一度アニメをみてみようと思います。

  • ちょっと難しかった。
    アニメを先に見たがアニメを見てなかったら場景が浮かばなかったかも

  • ”まず、わたしの仕事から説明せねばなるまい。
    必要なのは、何をおいてもまず、屍体だ。”

    プロローグだけ10回くらい読み返した。
    やはり伊藤計劃氏は書き出しが抜群に上手い。

    全体としては読み終わるのに相当時間がかかった。
    円城塔氏の文章は、はっきり言って苦手だ。
    ただ、このあまりに困難なミッションに臆せず挑んだ、その意気には喝采を送りたい。

    一生に一度くらい、本当に、純粋に、大切な人のために心血注いでみたいものである。

  • 虐殺器官、ハーモニーに続き。
    これまでで期待が大きくなりすぎたか。
    ちょっと物足りなかった、という感想。

    実在、架空を問わず、
    有名人が多く登場する点は面白かった。
    私が気付いてないだけで、
    他にも有名人が登場してたのかも?

  • う~ん、さっぱりわからん。アフガン、日本、アメリカ、英国をまたに掛けた歴史摩り替え小説??
    生きる屍者と死せる生者??
    ネクロウェアで上書きされた意思と菌株に支配された意思??

  • 「あんたは、生命とはなんだと思う」
    笑い飛ばされるかと思ったが、振り返ったバーナビーは不思議そうな顔で淡々と告げた。
    「性交渉によって感染する致死性の病」

  • 雰囲気小説。確かに映像化すれば、独特の雰囲気のあるアクションあり、ミステリ要素ありの、なかなか興味深い作品になりそうだが、小説で読むと何が言いたいのかよくわからんまま終わった、という感じ。
    私には合わず、読見終わるまでかなり時間がかかってしまった。ザ・ワンがぺらぺらよくしゃべるのがちょっと興ざめ。

  • とにかく難しかった。

    伊藤計劃と円城塔 って時点である程度は覚悟してたけど、予想通りの難しさ。

    あらすじについては円城塔のあとがきの言葉を借りるなら、いわゆる歴史改変ものであり、死者を労働力とした世界の話です。

    死体に電極を差してビビってやると、死体をプログラムした通りに動かせる技術ってのがあり、そこにフランケンシュタインやら、ヴァン・ヘルシングやらのオカルトチックな名前を冠した人達が出てきたりって話です。

  • 「これはペンです」が面白かったので読んでみた。
    読み始めて少したって気付いたが、これはちょっと自分向きではなかった。
    円城氏の文体は淡々としているのであまりこの手の話を書くのに向いていない気もする。
    そもそもひたすら浅い、、、
    こういうのをうまく書くのがウンベルト・エーコなのかなと思ったり。
    まぁ荒川弘あたりが漫画にすればうけるんじゃないの?と思ったところで、アニメ化されることを知った。
    なるほどね。

  • 伊藤計劃好きだったのですが、これはちょっと間延びしている感じ。舞台設定は良いのですが残念。。。

著者プロフィール

1974年東京都生れ。武蔵野美術大学卒。2007年、『虐殺器官』でデビュー。『ハーモニー』発表直後の09年、34歳の若さで死去。没後、同作で日本SF大賞、フィリップ・K・ディック記念賞特別賞を受賞。

「2014年 『屍者の帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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