- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309413891
感想・レビュー・書評
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漢字のかたちやことばの使い方、本当はないけど、そう表現したくなることばなどについてのエッセイが面白かった。あと、娘さんたちについてのことも。
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【いちぶん】
人間もまた一生を通じて、多くのことを考え、迷い、納得し発見しながら生きてゆく。
そのときどきの発見や到達点をかりに花と呼ぶことができるならば、その花は、おそらくその人の入りこんだ精神的な闇から生まれるのではないか。
ーーー朝顔の話を最初に聞いてすぐ思い浮かんだのはそのことだった。
(p.53) -
い図。祝婚歌はじめ吉田氏の詩に詩集で触れて感銘を受け、氏がエッセイも書いていると知り借りてみた。が、今は響いてこず気になるトピックのみざっと読み。2018/1/25
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詩人の吉野弘さん(1926~2014)のエッセイ「くらしとことば」、2015.8発行です。今日、隣町の図書館に8冊返し、予約本4冊を借りるため電車に乗ってこの本を読みました。最近、時折ですが思いがけず電車で席を譲っていただくことがあります。私自身は本当に思いがけず恐縮ですが、有難く座らせていただいてます。20歳ぐらい(?)私より若い女性の方でした。ちょうど読んでた箇所が、著者の詩で、「いつものことだが電車は満員だった。そしていつものことだが若者と娘が腰をおろしトシヨリが立っていた。」感謝致しますw。
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「夕焼け」「祝婚歌」で知られる詩人ならではの、言葉の意味の奥底に眠るロマンを発見し、細やかなまなざしが人生のすみずみを照らす、彩り豊かなエッセイ集。
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吉野弘の作品





