少年の夢 (河出文庫 う 13-1)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309414294

感想・レビュー・書評

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  • コンプレックスがあること、子供っぽさがあること、孤立する勇気があることを全肯定していて清々しかった。1925年生まれの著者の講演を文庫化した2016年の発行。説教じみた古臭い話と読むか、人生を楽しむための普遍的な秘訣と読むかは、米を盗んだ若者の保釈保証人になった養父を理解できないか、でかいと感じるかの差のような気がする。さて、中高年が励まされている場合ではなく、青少年にこそ触れられるべき書物であるからして、早速中学生の息子に薦めてみたが、今度読むとのつれない返事。いやはや。

  • 梅原猛さんが、高校生と小学生を対象に行った2つの講演をまとめた本でした。
    心に傷があるから、大きな夢が生まれるというメッセージには、とても勇気づけられました。(^^)

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著者プロフィール

哲学者。『隠された十字架』『水底の歌』で、それぞれ毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する〈梅原日本学〉を確立の後、能を研究。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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