永遠をさがしに (河出文庫)

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  • 河出書房新社 (2016年2月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784309414355

みんなの感想まとめ

音楽と家族の絆を描いた物語は、心温まる感動を呼び起こします。主人公の和音は、父親が世界的な指揮者である一方、母親が離婚して家を出てしまうという厳しい状況に置かれます。新しい母親との出会いや、友人たちと...

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとお疲れ気味で、ホッコリしたくて手に取った本。
    原田マハさんならと思って選んで、やっぱり良かった。
    音楽家族の物語、3つの母娘の形。
    そしてお友達も。
    チェロが聞きたくなりました。
    原田マハさん 本当に尊敬する作家さんです。

  • 一年以上遠ざかっていた原田マハさん。
    美術の話は敷居が高く、頑張らないと読めない時があるけど、音楽の話はスッと入ってくる。特にクラシック音楽の好きな私にはもってこいの小説だった。
    父子の確執?母子の逸話?友情や恋物語?いえいえこの話の中核を成すのは16歳を迎える和音といきなり母として家に居座ることになった真弓の物語だ。少なくとも私にとってはこの二人の繋がりがど真ん中だ。
    不器用で真っ直ぐな者たちがぶつかり合うさまは心地よい。真実(ほんとう)をぶつけ合っているから。
    チェロにさわれなかった和音が、母のために真弓とチェロを奏でる。しかし真弓を襲った悲劇。でも、和音は鼓膜でなく胸に響かせようと、チェロと一体化していく。
    「あなたたちが奏でた旋律は、すうっと沁みこんで、
    震えるように光を放っていた」
    真弓の胸の真ん中にまっすぐ響く。
    母のために開いた病院のコンサート。演奏前の固唾を飲む瞬間、読みながら音の始まりに耳を澄ます自分がいた。『G線上のアリア』に。
    和音が真弓と実の母時依とチェロを通して響き合ったように、読んでいる私にも響いてきて、涙がにじんだ。

    原田マハさんの美しいストーリー。感謝。

  • 作家の名前で購入。あまり見かけない題名だったので期待していなかった分、感動的な内容だった。
    永遠(とわ)という名のカナリアを父親に反対されながら飼い始めた娘の和音。ある日、カナリアが居なくなり、その後、離婚で母親も居なくなるという暗い展開から始まる。世界的な指揮者の父親に反発しながら生活する和音。高校生になってできた友人二人が素晴らしい。
    父親はアメリカの有名楽団に行くことになったが、和音は残ることに。そこに現れたのは新しい母親と名乗る女性。無理矢理の新母親との二人暮らし。
    母親のチェロ教育から逃げていた和音。逃げた母親と新母親には秘密の関係があった。
    意外な男友達のピアノの進路やチェロに復帰して、二人でのコンサートなど劇的な展開。真母親と新母親に起きた難病など、次々に起きる不幸。それを乗り越える若い和音達。新しい未来に涙が溢れてくる。救われる最後で良かった。

  • 文庫のカバー(ゴッホのヒバリの飛び立つ麦畑)に惹かれて購入。
    16歳の和音は小学生の頃チェロを母から習っていましたが、母は離婚して家を出てしまいます。
    父は世界的な指揮者でしたが父はどこか遠い存在。
    そこに新しい母がやって来ます。
    新しい母は和音の本音を引き出してくれます。
    色々あったけど自分からまたチェロを始め成長していきます。
    学校の仲良しのお友達も良い存在。
    それぞれ目標に向かって頑張っていて素敵な青春。
    父も愛情がない訳ではなく和音を見守っています。
    ブックカバーの絵がとても合っている小説でした。

  • 原田マハさんのアートものといえば、“美術“というイメージですが、本書は音楽が題材となっております。
    ただ、こちらはアートものというより、ハートフルものって感じでした。

    世界的な指揮者の父とチェリストの母の元で育った梶ヶ谷和音。
    やがて両親は離婚し、母は家を出て行ってしまった為、現在は父と高校生の和音の二人暮らしという状況です。
    ある時、父が渡米することになり、和音は一人日本に残る事を選択しますが、そんな梶ヶ谷家に真弓という型破りな“新しい母”が現れて・・。

    チェリストの母からチェロの手ほどきを受けていたものの、チェロを挫折してしまった和音と、自身もチェリストでしたが“とある事情”で引退し、今は音楽ライターをしている真弓。
    はじめは真弓の存在に戸惑っていた和音が、徐々に彼女のペースに巻き込まれるように心を開いていく様子や、和音の友人達との心温まる交流を通して、一旦は挫折したチェロへの情熱を取り戻していく展開です。
    親子の葛藤や絆、友情、夢・・等々が音楽を軸に描かれていて、眩しいようなキラキラエピソードだったり、真弓に降りかかった思わぬ苦難だったりを経て、感動のラストへと持って行く・・ドラマとして上手すぎて、“もう、マハさん狙いすぎやで!”と言いたくなる程、あざとい(?)構成でございます。
    例えば
    「・・私たちのチェロが、ひとつになってる。響き合ってる。
    この世に音楽がある幸せ。チェロを奏でられる喜び。
    私たち、分かち合ってる。」
    ・・とか、もうポエムでしょ!という感じの“あざとポエムモード”な箇所がちょいちょいあって、多分ここは“泣き”のポイントなんだろうな・・と、そういう目で読んでしまう“汚れちまった自分”が悲しいぜ・・なんて( ;∀;)
    ・・・あ、言うておきますが、作品自体は爽やかな読後感のええ話ですよ~。
    通常の心が綺麗な方はジーンとくること請け合い!なのでご安心を!

    『本日は、お日柄もよく』で“感涙”した方は、本書でもグッとくるんじゃないかなー・・と、思います~。

  • 原田マハさんの芸術系小説だけれど、いつもの絵画ではなく音楽。

    和音と真弓さんの交流は微笑ましく、これがどう物語に影響してくるのか、中盤まで楽しみに読んでいました。

    最後まで読んでみて、比較的短めの小説なのもあり、和音の葛藤の背景がいまいち伝わりづらかった。現在のお父さんについてはいい人そうな描写しかないため、もう少し過去エピソードが欲しかったかも。
    真弓さんの病気の進行についても少し急だった。

    全体的に綺麗過ぎる物語だったので、もう少しアップダウンというか、過去の描写や、再びチェロを手にしてからの苦難や葛藤が見たかったかな。

  • 原田マハさんが音楽関係の小説も書いていたとは知らなかった。
    世界的に有名な指揮者を父親に持つ高校生の和音が主人公。高台にある大きな家に住み、金銭的には何不自由ない暮らしをしてきたが、家庭内は冷え切っており級友の温かい家庭を羨ましく思っていた。そんな状況を爽やかな登場人物たちと音楽の持つ力が少しずつ変えていく。桜の季節にきくチェロとピアノの渾身の演奏はとても心に響くものだったと思う。
    清々しく綺麗な話だったが、和音の周りの大人たちの言動について、もう少し別のやり方があったのではないかと思ってしまった。和音を思ってこその行動であることは分かるが、和音が何年も辛い思いをしたことも事実で、貴重な時間を音信不通にすることはなかったのではないかと…。それでも前向きで意思の強い和音は力強く自分の人生を歩んでいけそうで、明るい未来が見える気がした。

  • 和音は子供の頃、鳴かない深緑色のカナリアを飼っていた。名前をトワという。母の時依(ときえ)のトと和音(わおん)のワをつなげて「トワ」「『トワ』という言葉には永遠という意味もあるの。永遠というのは誰にも絶対みつけられないものよ」ある日、どこかへ逃げてしまった鳴かないカナリア。「お父さんは和音のことが好きなのよ。でも意地っぱりだから、大好きだって言えないだけなのよ。お願いだからお父さんを好きでいて」
    母はひとり遠く離れていった。父のもとに私を残して。

    和音は高校一年生になり、父で日本交響楽団のレジデンド・コンダクターの梶ヶ谷奏一郎はボストン交響楽団に着任することになり、日本を離れます。
    和音は日本に残りますが、そこへ真弓という昔チェロを弾いていたフリーの音楽ライターだという39歳の女性が現れ、「奏さんはあたしのダンナ」と言い、東京の和音の家で同居を始めます。和音は「父の財産が目的で結婚したんですか?」と真弓を問いただします。和音の母の時依も昔は名だたるチェリストで、和音もチェロを弾いていました。
    そして、和音はお嬢様でした。

    でも、真弓は今まで和音の周りにいた大人の範疇に入らない女性で、和音のクラスメイトの文斗や朱里たちも巻き込んで、だんだんと真弓のペースに乗せられていってしまいます。そして和音は16歳の誕生日に真弓とお母さんからの(!)、すごい誕生日プレゼントをもらいます。
    ここでストーリーがすべてひっくり返されていきます。
    そして他にも重大な秘密がどんどん発覚していきます。

    和音、時依、真弓の三人のチェリストのストーリーです。
    和音は最後に永遠をみつけることができます。

  • 自分勝手な感想です。原田マハさんの作品には主に何種類かあると思っています。芸術の思い入れを丹念な調査に基づいて作品に仕上げたアート系小説。ご自身の日常をそのまま描いたエッセイ。読者の感情を鷲掴みにする劇場形小説等々。様々な表現を巧みに操っておられる。

    私は原田さんの作品を全て読み尽くした訳ではないので極めて拙い感想なのかも知れ得ませんが、感動の仕方が異なっている。

    「キネマの神様」「本日は、お日柄もよく」等の作品は私にとって劇場形小説の部類に入る。

    現実にはあり得ないストーリーだと分かっていながら、没入してしまう。心を鷲掴みにされてしまい、ふと気がつくと時間を気にせず最後まで読まざるを得なくなってしまう。感情がブルブルと震えてしまう。

    たとえ、現実にはあり得ない世界であったとしても、多少の矛盾を感じながらも感動してしまう。創作能力の高さに恐れ入ってしまいます。

    この「永遠をさがしに」も私にとっては劇場形小説でした。

    いくら何でも、そうそう家族を含めた自分の身の回りの人たちが身体的な問題を次々に抱えてしまうことなどあり得ないだろう?本当にこのような状況に置かれたら、普通の精神状態で生きていけないだろう。といった状況にある主人公を奮い立たせながら、すべての登場人物たちが良い人たちで、不思議と爽快感を持って最後まで読み切らせる。

    またまた、原田さんにやられてしまいました。

  • 音楽家一家の娘 和音は10歳でチェロを弾くことをやめた。かつて一流のチェロ奏者だった母と離別、世界的指揮者の父は多忙で不在がち。思春期真っ只中の和音と多忙な父との関係は常にぎくしゃく。そんな和音のもとに、新しい母を名乗る女性が現れる。

    原田マハさんの書く代表的な題材といえば美術、ではなく今回は音楽がテーマ。
    幼い頃に音楽と別れ無気力になっていた少女が、再び音楽と向き合うことで自分を取り戻し大切な人へ自分の音を届けるために奮闘する成長物語でもあり、音楽を介して描かれる深い愛情の物語でもある。
    和音が見つけた自分自身の音で語りかけるような心の演奏は音楽の心得のない私の胸にもじんと響いた気がした。

  • 久しぶりにマハさんの小説を読んだ。
    読み始めた時は、軽いタッチの小説だなと思ったが、全く違っていた。
    なんていうか人間の心の奥のそのまた奥をとらえたあたたかさ、やさしさ満載の物語だった。
    まさにこれがマハさんの小説の真髄と思えるものだった。
    夢中で読んでしまった。
    またマハさんの新作を読みたい!

  • 『親子の葛藤と和解、友情と愛情。そして奇跡が起こる――。音楽を通して描くドラマチックな奇跡の感動物語。』

    まいけるさんの本棚から図書館予約

    やはり さすが 原田マハ

    心にズーンと響きました
    楽器と一体どころか友だちにすらなれなかった私だけれど
    (そこはとても悔しい)
    でも すごいなあ
    音楽って

    みんなが悩み傷つきそして選択していく
    家族 友達
    いいなあ

    ラストに光がさして
    本を閉じてゆっくり休めました

    ≪ また前へ チェロの音色と カナリアと ≫

  • 世界的な指揮者の父とふたりで暮らす娘を中心に、元チェロ奏者の母、そして母がいなくなってから来た新たな母親。家族の愛と友情をクラシック音楽を通して描いたこの作品は、これまで読んできた原田マハ小説と同じ優しさと芸術愛に溢れていた。
    やや作り物すぎるかのようなドラマチックな展開はテレビドラマか漫画のような軽さもあるが、登場人物たちのテンポのいい会話で辛い場面も楽しく進んでいく。チェロの響きが聴きたくなって、ドヴォルザークのチェロ協奏曲のCDを取り出した。美しい響きが文章からも聞こえてくる。

  • こういう漫画のような世界観での直球には弱いんです。
    鼻の奥がツーンと来てしまいます!

    音楽を通して親子の絆・愛情、友情、夢への挑戦と、青春直球ストーリです。

    高校生の和音は世界的な指揮者の父親と二人暮らし。チェロに挫折し、普通高校に通う彼女。
    父親が渡米するも、一人日本に残ることに。そんな状態に型破りな新しい母・真弓がやってきます。
    真弓との奇妙な二人暮らしに..
    そんな真弓に影響を受ける形で、彼女自身、彼女の周りが変わっていきます。
    そして16歳の誕生日にもらった、実の母からのメッセージ。
    実の母と和音の関係
    そして、和音と真弓の関係
    和音と友人の関係
    再びチェロを弾き始める和音
    音楽を通して気が付く自分の気持ち...

    この手の直球は弱いんです。
    ちょっと電車の中で読むのが辛かった..

    とってもお勧め

  • 次から次へと色んなことがあって止まらないテーマに立ち直りとどこにいても響き合ってるじゃない

  • ずっと気になっていたけどなかなか読めずにいて、この作品ではじめましての原田マハさん。

    〜『愛情と才能。選ぶものと選ばれるもの、そして選べないもの。』全ての選べない人へ〜
    本屋さんで見たポップに惹かれて手に取った。

    1文1文が美しくて、冒頭の和音と母のやり取りで一気に物語の中に引き込まれた。原田マハさんは、物語のなかに読者を連れていくのがすごく丁寧で上手。

    和音も父も母も、皆んなお互いのことを大切に想い合っているのに、大切に想うが故に一歩を踏み出すことができなくて、見えない壁に隔たれてしまう。ひとつ屋根の下で、それぞれがどうしようもなく孤独だった。その孤独さがとても切なかった。

    期待して叶わなくて、意識的に期待しないでいることで自分を守ろうとする和音の姿は、まるで自分を見ているようだった。チェロもお父さんのことも、本心ではきっと嫌いじゃないことが文章の端々から伝わってくるから、色々な事が邪魔をして自分の本心に近づけないのがもどかしかった。

    そんな日々のなか突然現れた「新しい母」という存在。

    真弓さんと過ごす新たな日常を通して、和音が少しずつ前向きに変化していく日々は、暖かさと優しさに溢れていて、読んでいて心がほかほかした。

    すべて読み終わったあともう一度プロローグを読むと、はじめとは少し違った色に見えるのも面白い。


    この本をきっかけにクラシック音楽も聴いてみようかなぁって、すこしだけ。

  • いつもながら、マハ先生の作品には没頭させられてしまいます。思春期の心の揺れが見事に描かれ、それぞれのキャラクターの内面に引き込まれて、当然の一気読み。真弓さん、最高!

  • 指揮者の父とチェロ奏者の母のもとに生まれた和音。ある時突然いなくなってしまった母。父と2人で暮らしていた突然新しい母がやってくる。

    原田マハさんというだけで前情報なしで購入したら、ラブカに続けてまさかのチェロと音楽に関わる人たちの物語。

    大人たちはみんな、和音に自分たちが求めてきたり持っていた煌めきの欠片をを感じている。けれど今の和音には決して押し付けない。そばにいたり待ったりすることは難しいことだと思う。それが大切で期待する子ども相手ならなおさら。

    真弓さんもお父さんもお母さんも親友の2人も、みんな素敵。愛があってだからこその厳しさもあって。原田さんのアートを題材にしたフィクションとノンフィクションの境目がわからなくなるような緻密なお話も大好きだけど、どんなお話でもほんといつも登場人物が魅力的なんだよなぁ。

    十六歳の誕生日からの後半は次々と明らかになるそれぞれの物語に涙流れっぱなし。

    こういう真っ直ぐなお話を読んで素直に泣けるのが嬉しかった。前向きな力をくれるお話でした。

  • これはカフーを上回る傑作と思う。感動作。
    若い女性(特に10代後半)にとってはたまらない1冊だと思います。細かいことは書きません。とにかく手に取って読んでみて欲しい。

    • artist tomo さん
      私も読んで感動しました。10代ではないですが。笑 アート系の小説を得意とするマハさんですが、こういう女性が主人公の話も感動的でいいですね。
      私も読んで感動しました。10代ではないですが。笑 アート系の小説を得意とするマハさんですが、こういう女性が主人公の話も感動的でいいですね。
      2023/07/30
    • 山賊パスタさん
      artist tomoさん、コメントありがとうございます♪

      マハさんのアート系作品はもちろん素晴らしいですが、この本のような『頑張る』系の...
      artist tomoさん、コメントありがとうございます♪

      マハさんのアート系作品はもちろん素晴らしいですが、この本のような『頑張る』系の本は、それ以上に素晴らしいと思います。『風神雷神』などは、その良いとこ取りかと。
      2023/07/30
  • 高校1年生の梶ヶ谷和音。父は世界的な指揮者・梶ヶ谷奏一郎。元チェロ奏者の母・時依は奏一郎と離婚し、和音を置いて、家を出ており、行方はわからなかった…
    そして、幼い頃より、時依に教えられてきたチェロもやめてしまっていた。
    離婚の原因は奏一郎だと思っている和音と奏一郎の関係も…
    そんな時、奏一郎の再婚相手として、元チェロ奏者の真弓が現れる。
    そこから、動き始める、『永遠』をさがしに。

    父の想い、母の想い。
    何も知らずに16歳になった和音。
    そんなことが…
    真実を知った和音にできることは。
    真弓もまた自分と和音を重ね合わせる。
    時依のために。
    和音にまたチェロを弾かせたいと。
    奏一郎もただのわがままな指揮者なのかと思いきや、娘への愛情がうまく表せない不器用ないい父親だったんだと。
    やっぱり奏一郎も和音にチェロを弾かせたいと。

    間に合ってよかった…

    心温まるいい話だった。







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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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