「働きたくない」というあなたへ (河出文庫)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 175
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309414492

感想・レビュー・書評

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  • 今、私は大学生だ。自分の所属の学部と、自分のライフワークになりうる興味の所在とに違和感を覚えつつある私に、この本は直球だった。なんとなく流されれば所属の学問に直結した分野の企業に就職…というルートに全力投球する就活が待ち受けているが、この本によって「ちょっと待った」がかけられた。

    幸い、もう少し学生身分でいることができる。バイト・ボランティア・サークル活動を吟味し、自分の方向性を試行錯誤の中で見つけていきたい。

    仕事の、金を得る手段という性質・社会に貢献するという性質の折り合いをどうつけていくか、自問し、覚悟を決めて就職したい。

  • 就活生、できれば大学生になって少し落ち着いた頃に読んでおいてほしいような本(もし自分がその時期にこの本に出会っていたらどうなっていただろうか・・・?)。

    本の中には社会人の先輩たちの話がたくさん出てきますが、私自身もうまくいかない時期を経て、社会に出て数年がむしゃらにやってきたからこそ共感できるものが多く、終始「そうだよなあ」という感じ。
    やっぱり社会人が読むのと学生が読むのとでは全然違う印象を持つ本になりそう。

  • この本を読んだ当時不労所得で生活しており、仕事はあなたと社会を繋ぐもの(だから大切)という著者の考えに反発した記憶がある。社会と繋がる手段は働く以外にも色々あるのでは、と。
    お金は人を自由にし、お金を稼ぐための手段が働くことだと自分は思う。働かずして自由を得ており周囲の人間にも恵まれ認められ、老後まで生活できる資金のあてがあり自分の生活に満足しているのであれば特に働く必要性も無いかと。
    ただそんな人間はほんの一握りなので大抵の人間は働かざるを得ないのでは。

    何にせよ仕事、社会、そして自分の生き方について考えさせてくれる良書でした。

  • 今働いているけど、
    ・仕事への向き合い方を見直せる
    ・つまづいてる事も、頑張ってみようと思える

    本でした!

  • タイトルに惹かれて手に取り、
    途中で挫折して2年近く置きっぱなしだった一冊。
    やっと読みきれました。苦笑

    学生が働くことを、どう考えるのか、就活をするひと、悩んでるひとには、響くかもしれません。
    私はというと…うーん。苦笑

    自分でとことん考えることが大事なのはわかりました。
    あとの精神論は私には響きにくく、そのため読むのに時間がかかったのかもしれません。

  • 現在就活中の身であるが、大学生が「働きたくない」というメッセージを発するのは、働くという行為の拒絶というよりも、先行きの見えない現代社会において庇護者から自己責任を問われる個人になることへの、言葉を選ばないならば「甘え」なのではないか。でも、やっぱりズーニーさんの感性は理解できない。「自立」って、そんなに偉いことなのだろうか?働くって、生きるための手段なのではないのか?社会で働いたことのない若造がこんなことを言っても仕方ないのは分かっているが、モヤモヤが消えない。

  • 働くことにや生きることついて真剣に考えさせられる本です。

    山田ズーニーさんや読者からのお便りはどれも本質をえぐるような鋭さがあります。

    読むほどに意識の深層まで掘り下げていくような感覚があり非常に考えさせられた。

    素晴らしい本でした。おすすめです。

  • 「働きたくない」というあなたへと銘打って、働くとはどういうことか、仕事とは何か、社会とどう繋がっていくか、など多岐にわたっての意見が書かれている。読者からのメッセージをもとに大変わかりやすく書かれており、時には共感し、時には胸に刺さる言葉に出会い、とても楽しく読むことができた。
    読んだ後、なんだか心が前向きになり、生きていこう!と思えたし、自分の将来について考えるのが楽しくなったという気がする。

  • ほぼ日連載、2008.2〜2010.4より編集。素直な良い学生で能力もあるが、働く気がない。これまでと同じ、なんとなく、ではなく、その先に進むために、諦めずに。あなたには潜在力がある。自分で考えてきめる。

    種となる自らへの問いかけと答え。たくさんの真摯な考え。「自分に合った答え」を見つけるためのトレーニングジム、なるほどです。

  • タイトルの印象と異なり、真面目に働く事を考えた、熱い本。

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著者プロフィール

全国各地で、表現教室のワークショップ、大学講義、講演などを通じ、表現力・考える力・コミュニケーション力の育成に幅広く活躍中。『伝わる・揺さぶる!文章を書く』『おとなの小論文教室。』他著書多数。

「2018年 『理解という名の愛がほしい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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