文藝モンスター (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 116
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309414874

感想・レビュー・書評

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  • <裏表紙内容紹介>

    増田文学賞の打ち上げとして、年に一度岡山の旅館に集まる人気作家たち。ところがそこで、作家の卵の惨殺遺体が見つかった。事件は地元で信仰を集める「消し神様」の力なのか?それとも出版界の裏側に潜む魑魅魍魎の仕業なのか?関係者が次々と失踪するなかで、超ビビリなホラー作家・雨漏佐久たちが事件の深層に挑む。


    新人作家の笹野眞子は、増田文学賞を受賞し、晴れて「増田飲み」のメンバーとなる。
    岡山の旅館で先輩作家たちと合流すると、そこには「鬼の編集長」への作家の憎悪が渦巻いていた。
    憧れの作家たちの強硬な姿勢に失望する笹野。
    笹野は編集長と作家たちの確執を解消させることはできるのか?
    そして殺人事件の犯人は?

  • 今までまったくノーマークだった本書(結構こちら方面の新刊はチェックしているつもりだけど、タイトルを見たことも聞いたこともなかった)だが、先日読んだ『最後の秘境 東京藝大』からの流れで読んでみた。タイトルと内容との関連性があまり良く分からなかった。タイトルを変えて、宣伝をより積極的を行ったら、もう少し世に知られる作品になってたんじゃないかなと思う。雨漏のキャラもいい感じだし、謎の解決も上手く収まっている。本人は真面目に行動しているのにくすっと笑える感じは、ちょっと東川篤哉作品に似ている気がした。

  • まずまずかな。ミステリとして読むなら物足りなさがある。登場人物を作中でうまく使えてないと感がある。

  • 雨漏と笹野の関係は面白いと思ったけど、編集長がな…。こういう話を作るときの作家と編集さんてどんな感じなんだろう。

  • 『増田文学賞』受賞作家たちが集まる「増田飲み」
    今回は、編集長と、作家志望で増田賞を狙う若い女性も参加する予定だ。
    しかし、編集長と、作家の中の一人は現れないし、作家の卵の女性も参加できなくなった。

    インタビュー形式の「作家の本音」最後には「編集(長)の本音」が楽屋裏暴露っぽくて面白い。
    かなり盛ってるでしょうけど。

    吸血鬼みたいなルックスで、怖くなるとすぐに失神する猟奇ホラー作家・雨漏佐久。
    初めて書いた小説(純文学)が増田賞を受賞した、笹野眞子。
    笹野は他に仕事を持っており、失神した雨漏の「気道確保」担当でもある。

    笹野が自分の「本業」について語っていたところで、頭の中に何か点滅するものは感じましたが…

    コミカルに進むお話、伏線いろいろ、個性的な作家たち…軽いけれど面白かった。


    他の作家たち
    「梶川隆昌院」本格ミステリに怪奇要素、和服。
    「藤 良成」青春小説、売れっ子でモテモテ。
    「キス山びちこ」恋愛小説・エッセイ。編集部は誰も本人を見ていない。
    「朝倉リョウタ」ラノベ。実在の作家にPNが似てるけどいいの?(笑)

    「小橋裕子」作家志望。
    「藤堂晶」文藝春夏編集長

    あの、「帯」の文章、いいんですか?
    作家、怒ってません?
    ネタバレだし、内容詐称だし…

  • ブグログさんのイベント企画で当選した本。ブグログさんありがとうございます♪

    面白く読ませていただきました^^
    雨漏さんのキャラが好きですね!!あんなに頼りないのに、意外にもしっかりしてる部分もあってそのギャップがいいですね!
    ストーリーはハマって読むとのほどではないけれども、普通に面白く読んだという感じです。続編があるといいな♪

  • よくよく考えると、残酷な殺し方だけど、キャラクターがコミカルだったこともあり、すんなり受け入れて読むことができました。

  • 最後の最後で真相に気づいてしまった。
    それぞれのキャラが濃いけれど、上手く活かしきれていないような気がした。
    よくある殺人動機。身体を真っ二つにする方法が残酷。

  • 作家と編集者と殺人事件。作家の感性の表現になるほどと思った。
    2017/4/10

  • 軽いミステリー

     これにも乗り切れなかった。登場人物がどうも好きになれない感じかな。今日は読み手の感性が現実的になりすぎて、ファンタジーに近いミステリーがあわないだけなのかな。

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著者プロフィール

二宮敦人(にのみや あつと)
1985年、東京都生まれの小説家、ホラー作家、推理作家。一橋大学経済学部卒業。携帯小説サイト「魔法のiらんど」「E★エブリスタ」でホラー小説を発表し、2009年に『!(ビックリマーク)』でデビュー。妻が東京藝術大学彫刻科の学生だったことから、多数の藝大生に取材しノンフィクション『最後の秘境 東京藝大』を執筆、ベストセラーとなる。著書に『郵便配達人 花木瞳子が盗み見る』『一番線に謎が到着します』など多数。2019年4月11日、『世にも美しき数学者たちの日常』を刊行。

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