恋する原発 (河出文庫)

著者 : 高橋源一郎
  • 河出書房新社 (2017年3月7日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309415192

恋する原発 (河出文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  うーん。
     すごく「良くわかる(良くわかる気になる)」箇所と、極端に「なんかどうでもいいじゃん」箇所の差が激しい。
     そもそも僕にとってこの著者の作品って「とんでもなく面白い」と「死にたいほどにつまらない」の差が激しい。
     そんな両極端が一つの作品の中に混在している感じ。
     玉石混交ってところか。
     決して不謹慎だとも思わないし、連発されるいわゆる「放送禁止用語」にも特に嫌悪感は覚えなかったが、電車の中では少々読みづらいか。
     いずれにしても読む人を選ぶ作品……あ、それっていつものことか。

  • <内容紹介より>
    震災の被災者支援チャリティーのためにアダルト・ヴィデオの製作を企画した男たちのひどすぎる奮闘記。言葉を失う現実を前に、言葉を発する意味とは―カワカミヒロミ、ミヤザキハヤオ、イシムレミチコらを論じた「震災文学論」を挿入。東日本大震災及び福島第一原発事故直後に発表され、大きな議論を巻き起こした問題作。


    ーーー
    AV製作の現場についてや、細かい性描写などは想像していたより多くない。
    むしろ、製作者の葛藤や、出演者の「社会での生きづらさ」のようなものに商店があてられている。
    登場人物や物語の展開には、一部突拍子もないところもあり、リアルな現実と空想が「わかりにくく」混在しているので少し読みにくい。
    ミュージカル調で急に会話文が歌になる(「~~♪」と開業を使って表現)する部分も、少し読みづらい。

    ニッチなAV作品についての批評みたいな部分は面白く読めたけれど、読後感は「ぐったり」に近いかも。
    POPな雰囲気とは裏腹に「重たい」小説だと感じます。

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