星を創る者たち (河出文庫 た 43-1)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309415802

感想・レビュー・書評

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  • かなり前の作品の再構成だそうです。でもどうも読みづらく、内容が入ってこなかった。SFは好きなんだけど、SF久しぶりだったからかな。

  • 20172/11/17 初観測

  •  リアルの土木工事テイストと、SFの要素がいい具合に混ざり合っ……いや、どうかな。
     SF要素よりリアル土木工事の要素のほうが強い。なんか普通に、土星とか木星で、建築資材積み上げて、工期の表とにらめっこしてそうな、作業着のおじさん浮かびました。技術者肌できまじめな、表情筋が動かなさそうな感じ。

     わりと淡々としたテイストの、建築製造系のルポ本読んでるみたいな。
     主人公も、脇役も、みんなモブっぽいのが妙な味を出してました。命の危険が迫っている状況で工期の伸びを気にするあたり、日本の技術者的。

     個人的には、もっとSF寄りに、そしてストーリーを盛り上げてもらえたほうが好みですが。これはこれで。オリジナルでユニークな世界観を一つ見せてもらえるのは、おもしろい。前半のお話のほうが、独自性がくっきり出ていたように思いました。
     AIの主任さんが好きです。

  • 久々に大ヒット。これは星を継ぐものに続くマイベストSFになりそう。(まだ読書中)

  • 難しそうなイメージが強くて今まではSFはあんまり読まなかったけど、これは一級のエンターテイメンでありもっと気軽にSFも読んでみようかと思った

    個々の渋いストーリーもなかなか良いけど、視点が急に開けて俯瞰する感覚は爽快だった
    ちょっとAIの扱いが今時ではない感じもあるけど十分楽しめた

  • 宇宙土木SFの連作集。まだ読んだ記憶が新しいけれど、何度読んでも好きなものは好きだし、面白い

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著者プロフィール

1951年兵庫県生まれ。青年海外協力隊などを経て作家デビュー。SF小説、冒険小説、山岳小説など広い分野で高い評価を得ている。96年「白き嶺の男」で第15回新田次郎文学賞を受賞。主な著作に「航空宇宙軍史」シリーズ、「覇者の戦塵」シリーズ、『白き嶺の男』などがある。

「2019年 『硫黄島航空戦線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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