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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784309416199
みんなの感想まとめ
地域に貢献した偉人たちの生涯を描いた作品で、特に「辺境」と呼ばれる土地に焦点を当てています。著者は、北海道や沖縄、奄美、択捉といった多様な地域を訪れ、そこでの人々の暮らしや文化を丁寧に記録した4人の偉...
感想・レビュー・書評
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昭和の小中学生を読者と想定した書き方となっており、ものすごく読みやすいです
教科書には出てこないけれど、地域に貢献した偉人にスポットライトを当てた良い作品です詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北海道や沖縄、奄美、択捉など「辺境」と呼ばれた土地へ出向いてその土地の暮らしを記録したり、人々の暮らしを助けたりした4人について常一さんが書いている。心から感心し、尊敬している様子が伝わってくる。
その4人は近藤富蔵、松浦武四郎、菅江真澄、笹森儀助。 -
河出文庫フェアで手に取った一冊。前情報もなく、タイトルと表紙に引かれた。タイトル通り「辺境を歩いた人」江戸後期から明治にかけて、離島(北海道と沖縄を含む)だけではなく台湾・朝鮮・シベリアまで足を運んだ4名の男たちの話。松浦武四郎だけはかろうじて存じ上げていたが他3名は全く知らず。交通が未発達の時代に、辺境の地を赴くことの意味、そして、意義は想像以上だった。彼らが歩き回り、その土地を知り、交流を持ったからこその今に繋がる。先人の好奇心や苦労や思いの上に、今の私たちの生活がある。
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20260118003
日本に留まらず蝦夷地、ロシアなど辺境を調査した人たちの記。 -
今回は宮本民俗学の先代とでもいうべき、彼より前の明治時代の四人について宮本さんが愛をもって現代の私たちに紹介する。先人に敬意を払う、そうやって回っていっているのだなあと、じんわりと思うわけです。
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4人の記録を著者の視点で紹介している。
その歩いた場所が気になり、調べたり、また本を買ったりもした。
それぞれが凄まじい人生を送っており、自分とのあまりの違いに驚かされ、面白かった。
4人の物語を通して、世界が広がる感覚を感じられた。 -
宮本はいくつか年少者向けの本を著しており、本書もその一つ。なので、取り上げられた人物の評伝として大人が読むなら別のものを選ぶ方が良いかも知れないが、宮本の目線がどの辺りにあるのか興味がある向きには手にとってほしい。
個人的には近藤富蔵の生き方、人生のあり方に心をうたれた。 -
正直言うと、語りかけ口調やひらがなの箇所(子供向けなので仕方ないが)で読みにくかったり、父の話や先駆者の話を連想的に説明していくので人物関係や読み心地としての流れを掴むのに時間がかかった。誰の話だっけ、この人は誰のなんだっけ、ということが度々。
それでも、民俗学を知る上で欠かせない人物の全容をなぞることができたし、連想的に書き記されているおかげで主要な人物については触れられていると思う。近所の本屋で、菅江真澄の図録が販売されていて、そう言うところでこの本の必読性を実感した。
それと、個人的に、「怒る富士」にて噴火後の飢餓について様子を一通り舐めたつもりだったが、この文書の中でも噴火による飢餓が描かれておりその地獄っぷりも書き落とされていた。その差異(こちらの方が生々しく描かれていた)に自分では少しびっくりした。 -
明治時代、尖閣諸島や台湾、千島列島などの辺境を調査した四人の探検家に関するそれぞれの伝記。
民俗学者である著者の文章は昔語りのようで、文学的にも趣きがあります。 -
面白かったのだけど、なぜか子供向けに書かれた本らしかった。子どもといってもそれなりに難しいので中学生ぐらい?
まえがきや解説にも経緯は書いておらず、不思議。
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