被差別部落とは何か (河出文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309416854

感想・レビュー・書評

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  • 歴史を俯瞰して見ると、価値観という偏りが時に恐ろしい結果を生み出すことに、戦慄する。

    冒頭の「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」がとても分かりやすく書かれている。
    穢多の「ケガレ」とは何か。
    歴史的に見ると肉食は決して神の嫌うところではなく、我々にとっても当然の行いである。
    では、差別を受けるべき職種とは一体何か。
    そうした仕事は必要があって興るものではないか。

    とまあ、偉そうに道徳心を語るつもりはない。

    形を変えて、「我らが正しき価値観」はそこらじゅうに転がっている。
    知らないことを恥じることが第一歩なのだと思う。

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著者プロフィール

1871年徳島生まれ。近代の歴史学者、文学博士。考古学、民俗学も取り入れ、学問研究を進めた。被差別部落研究の先駆者でもある。著書に『賤民とは何か』『被差別部落とは何か』『先住民と差別』等。1939年没。

「2019年 『被差別部落とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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