日航123便 墜落の新事実: 目撃証言から真相に迫る (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 76
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309417509

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  • 青山透子『日航123便 墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』河出文庫。

    1985年8月12日に御巣鷹の尾根に墜落した日航ジャンボ機墜落事件の真相に迫るノンフィクション。

    果たして真実はどこにあるのか……自衛隊または米軍による事故の隠蔽なのか……

    真相の鍵となるのはジャンボ機墜落前に目撃されたオレンジ色の謎の物体と2機のファントム機の目撃証言。ジャンボ機墜落の原因は訓練用ミサイルによる尾翼の破損で圧力隔壁の破損によるものではないというのが、著者の主張である。墜落現場を特定し、救助活動が遅れたのは訓練用ミサイルの痕跡を消すためにガソリンとタール臭が特徴的なゲル化燃焼剤を使って機体の残骸を燃焼させたためだとも主張している。

    確かに怪しい点は多分にあるが、物的証拠が無く、目撃証言や当時の状況証言だけが材料というのは非常に弱い。

    本体価格800円
    ★★★★

  • 筆者が事故当時の日航CAということで興味を持って。確かに当事者意識が高く、亡くなった同僚や先輩を悼む気持ちや思い入れは強く伝わってくる。が、肝心の「新事実」が…。ほぼ目撃証言だけで導いた仮説は、根拠が弱く飛躍し過ぎ。もっと多角的な調査・検証結果がなければ納得しづらい。他の著書は未読なのでこの書に限って言えば、感情的な表現も目につき、ルポとしては物足りなさを感じた。

  • 今日読むのにこれ程ふさわしい本があるだろうか。陰謀説のトンデモ本かなと不安だったけど、公式発表と矛盾する目撃証言を丹念に拾い上げ、憶測を完全に排除した内容だった。ファントム2機の追尾、オレンジ色の物体、ケロシンは灯油なのに現場にはガソリンとタールの焦げた臭い、完全に炭化した遺体… 自身の客室乗務員としての経験を踏まえて記した墜落までの描写は読んでいて緊張感が凄かった。事故の再調査を望むけれども、本書から導き出されるような真実が公開されて、日本社会はそれを受け止める事ができるのか?解説に、この事故でボーイング社に泥を被って貰ったことがプラザ合意にも繋がりバブルを経て現代日本を形作ったって推測があって背筋が冷たくなった。

  • のっけからセンチメンタル過剰な書き振りで、スチュワーデスの視点からの記述は当事者の迫真で引き込まれたが、それ以降の証言の検証や事故原因の究明にあたる箇所まで同じ調子で来られると、おっと、これは用心して読まなけりゃいかん。となる。

  • 自分が小5の時の大事件が未だに終わっていないということに衝撃を受けました。当時小学校の行事で軽井沢に行く数日前だったと記憶していますが、幼心に大ショックでした。もちろん新聞報道に間違いや嘘があるなんて思いもしな年齢なので、そっくりそのまま受け入れましたが、こんな話があったなんて。何が正しいのか確認する術がないのですが、報道に出た時には注視していこうと思います。

  • 素晴らしい
    真相究明を 強く望む

  • 日航機事故で同僚を失った元客室乗務員が、人生をかけて調査し、論文調に書き記したノンフィクション大作です。

    私は2020年コロナ騒動に当初から違和感を感じ、いろいろ探っていたところ、この本にもたどり着きました。

    一見、コロナ騒動となんら関係のないものと思われるかもしれませんが、世の中の構造を知ってしまうと、いろいろと繋がってくるのです。

    この日航機事故についてはまだ未解決事件ですので、いつの日か解明され、無残に命を落とされた人の無念がはらされることを願います。

  • せめて主観や詩的表現と取材結果は別の行に分けて欲しい、無理。

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著者プロフィール

元日本航空国際線客室乗務員。国内線時代に事故機のクルーと同じグループで乗務。その後、官公庁、各種企業等の接遇教育に携わり、専門学校、大学講師として活動。東京大学大学院博士課程修了、博士号取得。

「2020年 『日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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