華麗なる誘拐 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309417561

感想・レビュー・書評

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  • 天才集団対左文字進!

  • 全く古びていなくて良い感じ

  • ワタシもワッペン買っちゃうんだろうな。

  • 西村京太郎

  • 日本国民全員人質というのは上手い考えだと思った。犯人と探偵の攻守が逆転する場面は気持ち良かった。

  • 「日本国民全員を誘拐した。身代金五千億円を用意しろ」
    今から44年前に西村京太郎が描いた前代未聞の誘拐ミステリー!誘拐という概念を覆す大胆な劇場型犯罪に名探偵・左文字が挑む。発想を転換させる鮮やかさを存分に味わえる。

    解説にもある通り、誘拐をテーマにすると越えるべきハードルが多い。それを正直に飛ぶんじゃなく、時には潜り抜け、次は横を華麗にすり抜ける。世界の外から飛び出してくるような誘拐のロジックにワクワクしながら読んだ。誘拐って「警察には言うな」が予測変換されてくるような犯罪だけど、それを喧伝して日本中を巻き込むアイデアには唸った。そんな身代金の受け取り方があるんだ!と驚いた。

    誘拐として完成された計画であったからこそ、自らの退路を断ってしまったのは皮肉。オセロで石を多く取っていたのが裏目に出て打ち場所が減り、最終的に負けるような感じ。報道や大衆の描き方も上手いよね。今でもこうなりそうだなって思う。

    あと、肉親の命にすべてを投げ打とうとするあの人物はそこだけ見ると美談っぽいけど、その金は多くの被害者の命を踏み台にして作った金なんだぞ…。一番怖かったのはそこ。人間の裏表、そして金に色はついていない無情感も余韻に残る作品。

  • 久しぶり西村さん読んだ。人質が最後重石になり足枷になる様がなるほどと思った。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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