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本 ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784309421445
感想・レビュー・書評
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NHK-BSドラマでTRUE COLERSのタイトルでドラマ化された作品。源さんだから、当然映像ありきで書かれたものと思う。
フォトグラファー立花美咲の故郷、天草・崎津の色が思い出される。色を失いつつも、ライカでモノクロフィルムでシャッターを切る姿が素敵だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
素敵な物語だった
たくさんの色の表現
「季節ごとに薄群青、チャイナブルー、
サファイアブルー、紺瑠璃と色を変える天草の海」
春の天草の海の色は、「勿忘草色」
恩師美徳先生のサイフォンで淹れたコーヒーの色は
「ルセットブラウン」
シェードグリーン、クロムグリーン
セルリアンブルー、コバルトブルー、スカイブルー
スマホ片手に、色画像確認しながら
ドラマで見た 崎津の教会、天草の景色、
海の色を思い出しながら読む
確か、ドラマにはなかった場面
色覚異常を発症した分
人間にある代償能力に感動する教授との
やり取りの場面も一緒に感動してしまった
母親とのシーン
継父とのシーンは、ドラマの時より泣けた
終盤の天草の海のシーン
最後のイタリアトスカーナのシーン
ドラマで記憶した映像と絡めて読むと
より世界観あって楽しい読書時間だった
さすがに、トスカーナは遠いので
天草、絶対いつか行くっ!! と思った
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ドラマがとても素敵だったので、原作も読んでみました。ちょこちょこ設定が異なってはいたが、読みながら映像美を思いだし幸せな気持ちになった。母との再会シーンは涙が止まらない。
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ドラマの原作。ドラマも良かったけど、やっぱり原作が世界観がより出ててよかった。源さんの他の作品も読みたくなった。
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ドラマを見てから読了!ドラマとちょいちょい設定が異なっていたけど、原作の方がシンプルでドラマ尺のためにエピソード付け足してたんだなぁ、、どちらにせよ好き、、、。原作の方が病気になったからこそ、本当の色を心で見るようになったっていう、この物語内での海咲の終着点がはっきり伝わって来た気がする。
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00664596
色覚異常に見舞われた気鋭のカメラマン海咲は、父の死の真相をつかみ、立ち直れるのか? 作家・映画監督の著者がおくる感動の物語。
(出版社HPより) -
渡辺謙さんの書評にも書かれていたけれど、色彩、写真 、絵画、料理、コーヒー、お酒、歴史…と作家さんが好きなんだろうなぁと。
天草の人たちが温かく、でもしっかり向き合ってくれる。
その中で、少しずつ突っ張らかって生きていた力が抜けて、受け入れて、足元見て、前を向いていく。
丁寧に書かれていて一気読みでした。 -
心がほっこり。幼馴染って良いな♪
病気になっても自棄にならずに生きててくれて良かった… -
とても素敵なお話でした。
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『TRUE COLORS』
NHK BS/毎週金曜放送
2025年1月5日から
著者プロフィール
源孝志の作品





