ふうふう、ラーメン おいしい文藝 (河出文庫)

  • 河出書房新社 (2025年2月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784309421698

作品紹介・あらすじ

今すぐ食べたい! 熱々のラーメンエッセイ集
お腹を空かせて一杯、旅から帰って一杯、学校帰りに一杯、小腹が減って一杯、お酒のあとの〆に一杯、真夜中の禁断の一杯――
熱々のスープと麺と具が、渾然一体となった奇跡の食べ物ラーメンを、味わい尽くす珠玉のエッセイ30篇。
醤油に味噌に豚骨、インスタント。今日はどれを食べようか?
【もくじ】
中華そば 牧野伊三夫
祖母のラーメン あさのあつこ
「大勝軒」必殺の四つ玉ラーメン 椎名誠
度を越す人 宮沢章夫
相撲とラーメン 川本三郎
はっこいラーメンのこと 角田光代
幻のラーメン 吉村昭
すべてはこってりのために 津村記久子
悪魔のマダム 久住昌之
静謐なラーメン 町田康
禁断のラーメン 穂村弘
ソウルフードか、ラーメンか? 内澤旬子
ラーメン 内館牧子
午後二時のラーメン屋 東海林さだお
酒のあとのラーメン 村松友視
タナトスのラーメン──きじょっぱいということ 千葉雅也
屋台のラーメン 林静一
焼き餃子とタンメンの発見 片岡義男
日本ラーメン史の大問題 丸谷才一
真夜中のラーメン 北杜夫
ラーメンワンタンシューマイヤーイ 開高健
「元?土鶏?」という名のソバ 古波蔵保好
トルコ風ラーメン 馳星周
あこがれのラーメン 藤子・F・不二雄 藤子不二雄○A
ラーメン煮えたもご存じない 田辺聖子
ラーメン時代 曾野綾子
仏陀のラーメン 沢木耕太郎
ラーメンに風情はあるのか 吉本隆明
最近の至福 江國香織
ラーメン 石垣りん
解説 いつもどこかでラーメンを 三田修平(BOOKSTAND若葉台店主)

みんなの感想まとめ

ラーメンをテーマにしたエッセイ集は、さまざまな作家や評論家による多彩なエピソードが詰まっており、読者を魅了します。各篇は、懐かしい思い出や意外なラーメンの楽しみ方を描き出し、特に「祖母のラーメン」や「...

感想・レビュー・書評

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  • ラーメンにまつわるエッセイ30篇。

    ラーメンに関してこんなにたくさんのエピソードがあることに驚く。

    私が小学生の頃は、まだ土曜日は半日登校している時代で、帰ってお昼に食べるのは袋ラーメンだったことを思いだした。
    たまに母が出前をとったのは、中華そばと言ってたなぁとか…。ネギとチャーシューとメンマがのって醤油味だったような気がする。
    あさのあつこさんの「祖母のラーメン」を読んで、その出前で食べた中華そばが似た感じだったのかなと思ったりした。

    角田光代さんの「はっこいラーメンのこと」もつめたいラーメンだとは…想像つかない。
    久住昌之さんの「悪魔のマダム」にちょっと笑ってしまった。ぬるい、とは。無理かもしれない。




    たくさんのラーメンがでてきて、食べなくても満腹感が…いやそれはない、だが夜中にラーメンは駄目だ。









    • アールグレイさん
      こんにちは!
      私も、土曜のお昼に食べました!
      サッポロ一番が多かったと思います。焼そばも(^▽^)
      今、カップラーメンの方が美味しいものがあ...
      こんにちは!
      私も、土曜のお昼に食べました!
      サッポロ一番が多かったと思います。焼そばも(^▽^)
      今、カップラーメンの方が美味しいものがありますね。昔もカップがあったとしても、母は食べさせていなかったと思います。
      これからは、素麺ですね。
      2025/06/20
    • 湖永さん
      アールグレイさん こんにちは。

      確かにサッポロ一番は、定番のように家にあった気がします。
      たまにチャルメラとか…。
      カップメンは、真夏の海...
      アールグレイさん こんにちは。

      確かにサッポロ一番は、定番のように家にあった気がします。
      たまにチャルメラとか…。
      カップメンは、真夏の海水浴で食べたのが印象的ですね。
      こんなに暑いのに海辺でカップメン⁇と思いがちだけど何気に美味しい。
      …でこれからの季節は素麺ですよね。
      ここ一週間、めちゃ暑いですし…。


      2025/06/20
  • ラーメン類を愛する作家、評論家のアンソロジー。時代も好みもまちまちで読んでいて楽しかった。読む時間を間違えると、ラーメンは別腹の妄想が膨らんで大変な事になるから要注意です。

  • ラーメンがテーマのアンソロジー。
    作品が描かれたのが最近じゃないのか、言葉遣いが慣れないものが多かった。
    その中でも、おいしそう…って思ったのは、古波蔵保好さんの「「元盅土鶏麺」という名のソバ」と、馳星周さんの「トルコ風ラーメン」のお話。どちらも食べた事のないラーメンだけど、読んでるうちに食べたい!ってなった。
    ラーメンがおいしい話ばかりの中で、ひとつだけラーメンがまずかった話があり、逆に印象的だった。

  • みんなラーメン愛がすごいね。
    なかには好きが高じて自分で本格的に作り出しちゃう人もいて、でも家中が豚肉臭くさく(チャーシュー作り)なって家族からクレームが出て断念したとか。
    角田光代が書いてた山形にしかない?はっこいらーめん(冷たいらーめん)もすごく美味しそう。
    あさのあつこの祖母の作る昆布と鶏ガラと野菜でとったあっさりした醤油ラーメン、そこにたっぷりのもやしとメンマと蒲鉾と祖母特製の豚肉を甘辛く煮たものをのせたラーメン。
    想像しただけで絶対おいしい!
    (食堂を営んでたそうで両親とも共働きの著者はここで弟と夕飯をよく食べてたそうな)うどんや丼ものやより一等好きだったというエピがなんか心に沁みた。

  • 津村記久子さんのエッセイを読みたくて購入。やはりラーメンには語らせる魅力がある。かつて別の本で読んだことのある、沢木耕太郎、丸谷才一、藤子不二雄に再会できたのが嬉しい。初見で感心したのは江國香織。さすが言葉に対する感覚が鋭い。

  • よくもまあ、これだけ多くのラーメンの話を集めたものだと感心。いろんな方のラーメンへの思い出、考え方が詰まっています。
    河出文庫には同じような「おいしい文藝」シリーズというのがあるそうな。他のも読んでみようかな。

  • ラーメン食べたい…ってなるエッセイばかりでした(笑)

  • ラーメン(中華そば、インスタント麺、ワンタン、タンメンなど総じて)に触れて書かれたエッセイを集めた短編集。ラーメンに対しての評価もそれぞれであり、美味いも不味いもあるものの、大半が懐かしい思い出と共にある「ラーメン」を描いておりノスタルジーが感じられる。読書の間の箸休めにと思い読んだが、思った通りリラックスして読め、また夏バテ気味の食欲を刺激されて大変よかった。
    宮沢章夫の「度を越す人」が特におもしろく感じた。

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著者プロフィール

牧野 伊三夫(まきの・いさお):1964年北九州市生まれ。画家。絵画のほか、音楽家との即興制作などを試みる。銭湯や酒場を訪ねてまわるのが趣味。著書に『僕は、太陽をのむ』(港の人)、『かぼちゃを塩で煮る』(幻冬舎)、『画家のむだ歩き』(中央公論新社)、『アトリエ雑記』(本の雑誌社)、『牧野伊三夫イラストレーションの仕事と体験記1987-2019』(誠文堂新光社)、絵本『十円玉の話』『塩男』(あかね書房)などがある。2022年度東京アートディレクターズクラブ原弘賞ほか受賞。美術同人誌『四月と十月』同人・発行管理人。北九州市情報誌『雲のうえ』編集委員。東京都在住。

「2024年 『のみ歩きノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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