- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309460536
作品紹介・あらすじ
イギリスはホームズを生んだ国だけあって、シャーロッキアンも数多く、そうそうたるメンバーが顔をそろえている。たとえば本書に登場する、「熊のプーサン」のA・A・ミルン、推理作家のドロシー・セイヤーズ、ディクスン・カーなどもそうだ。彼らはホームズ物語と作者ドイルをめぐって蘊蓄を傾け、多彩な話題をくりひろげる。本書はその有名なエッセイを集めた古典的なアンソロジーである。
感想・レビュー・書評
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原題は "Seventeen Steps to 221B"。
ホームズとワトスンが下宿していた部屋への階段が17段だったことに由来するタイトルで、
シャーロキアンによるホームズ批評、パロディなど、計17編。
シャーロキアンとはシャーロック・ホームズを実在の人物と見なして
様々な研究を行う人々だそうだが、確かにこれを読むと、
ホームズやワトスンの言動を取り上げて
前後の矛盾を指摘したり批判したりしまくっていて、
マニアじゃない単なる読者にとっては、
なんだかおかしい――なんて言ったら怒られるんだろうか(笑)
コナン・ドイルの息子エイドリアンの短編作品など、
パスティーシュ小説が面白かった。 -
パジェットの挿絵多数。パスティーシュは2つぐらい。あとはパロディ、研究、考察ですね。パスティーシュが読みたかったので、星3つに。貴重な資料とは思いますので評価は様々かと思います。
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誰にもらったのかも定かでない本。
ドイルの息子が書いたホームズものやプーさん作者のものなどあって
読んでて面白かった。 -
ドイルの息子や熊のプーさんの作者やノックスなどが書いたパステイッシュや研究論など。
間取り図には階段の全部は描かれていません(>_<)残...
間取り図には階段の全部は描かれていません(>_<)残念!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:221B_Baker_Street.JPEG
URLをドラッグしてアドレスバーに貼り付けると、
何故かJPEGの後に余計な.が生じてエラーになりますので、
ご覧になる際は、その.を削除してみてくださいm(_ _)m
自分もつい先ほどWikipediaでみてみたのですが、「ベーカー街221B」の項に「ボヘミアの醜聞」...
自分もつい先ほどWikipediaでみてみたのですが、「ベーカー街221B」の項に「ボヘミアの醜聞」に記載してあると書いてありました。「ボヘミアの醜聞」は好きなエピソードですが、そんなの気がつきまへん!(笑)
いずれきちんと確認しなくては。
一般読者がサラッと読んでしまう箇所をキチッと押さえるのが
シャーロキアン...
いずれきちんと確認しなくては。
一般読者がサラッと読んでしまう箇所をキチッと押さえるのが
シャーロキアンという人種なんですかね(笑)