アメリカの友人 (河出文庫)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 51
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309461069

感想・レビュー・書評

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  • 『太陽がいっぱい』のアランドロン演じる主人公がどっこい生きていて、またまただまし討ち。
    古典かおるミステリーなり。

  • リプリー・シリーズ第3作。
    復刊された『太陽がいっぱい』『贋作』に続けて読んだが、今のところ本書が一番エンタテイメント性が高かったと思う。
    意外にアクションもこなすのね、リプリー……。

  • 2013/2/22購入

  •  パトリシア・ハイスミスのリプリーシリーズ。
     実は、リプリーシリーズだと思わずに買いました。リプリーはね、私にとってアラン・ドロンは初恋の人だから読まないの。ま、「太陽がいっぱい」のアロン・ドロンは嫌いなんだけど、イメージ壊されたくない、つか、アラン・ドロンが演技ヘタなのわかってるから(初期はね)原作で打ちのめされたくないの。
     
     なのに、ネットで買うと、これだww

     ま、3作目で、リプリーは結婚してフランスで優雅に暮らしてる。「太陽がいっぱい」の雰囲気は微塵もなかったのでOK。
     ある日リプリーは、友人に「殺人」を頼める人を紹介してくれと、懇願される。リプリーは病気で余命がないという額縁職人を遠まわしに紹介する。

     根っからの犯罪者たちに巻き込まれた一般人の悲劇というべきか。
     この余命がない、という設定でスパイスが効いている。だからって説得力があるとはいえないよね、と思うんだが、そこはハイスミスの筆力で説得力満々にされてしまうのであった。
     そして、その大波小波の間を滑るように行くリプリー。
     悪の魅力満載です。
     いやあ、魅力的です。さすが、ハイスミスが唯一シリーズで書いた人物だけあります。

     読後は……シャンパンの泡のように。
     舌の上に、くっと酸味が残ります。
     うん。辛口のシャンパンのような作品でした。

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