風の博物誌 上 (河出文庫 ワ 2-1)

  • 河出書房新社
3.42
  • (4)
  • (4)
  • (14)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 95
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309461588

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 思っていたより長く、挫折しました…。

  • 風に関する世界中の様々な話題を集めた本。ガイア理論的な所から始まり、たくさんのジャンルに触れる内容になっている。物理学、地理学、生物学、社会学、歴史など。薄っすらでもこれらの知識があれば楽しめると思う。
    個人的には台風にドライアイスをぶち込んで弱める有名な実験が載っていた事と、空の高い層には紫外線から身を守るためか黒い菌だけが存在している辺りの説明が印象に残った。

  • 『齋藤孝のおすすめブックナビ 絶対感動本50』より

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    風は天の息である。地球という一つの大きな生命体の血液循環系と神経系の役割を果たし、創造の手助けをしている。だが、人間はこの風について間接的にしか知ることはできない…。様々な科学の成果を駆使し、世界中の宗教・美術・文学・音楽の中にあらわれた風の姿を追い、この不可解な自然力をトータルに捉え、ユニークな生命観を展開する「見えないもの」の博物誌。
    目次
    第1部 風と地球
    第2部 風と時間
    第3部 風と生命

  • とことん風について羅列されているユニークな本。
    著者は海上で生活しているというユニークな御方で、それ故自然、特に風については熟知している。
    事実をつらつら書き連ねた解説本のようなところもあり、正直眠くて辛いところもある。しかしトルネードのエピソード等、思わず笑ってしまうような事象を取り上げることもある。
    というのは前置きで是非最後の章を読んでいただきたい。約10年ごとのスパンで世界規模で流行するインフルエンザについての記述がある。今ほど世界の交流が活発でない昔から世界規模でのインフルエンザの流行がある、というのとは世界に拡散するのは気流や風の影響だというものだ。コロナもそうだとすると、始めから水際作戦を取るのは完璧とは言えないということだろう。

全6件中 1 - 6件を表示

ライアル・ワトソンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×