- 本 ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309462349
感想・レビュー・書評
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読めないと思っていたけど、音読したら、なんとなく分かってきた気がする。翻訳した方に敬礼!
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見事玉砕。評価もできません。かなり音を意識している文章に見えた。音読の習慣は無いのだが、それをすれば少しは取っ掛かりが掴めるかも。
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奇書にして貴書。わからないことだらけの言葉は大行列は延々と続く。総ルビは貴重な道しるべであった。同音異義語は辞書に載ってない方を選択するのは訳者の確かな技であろう。十数年かけて書かれたという本書は文学の貴重な宝である。日本語の持つ多彩な力も感じとれた。
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ついに手を出してしまった、ジョイス&柳瀬のディープワールド。確かに意味は分からないのだけれど、言葉のリズムと繰り返しの旋律がなんとも心地よい、、、こともある、、、のも確か。チップ!マイルズのbitches blueやコルトレーンのlove supreme、談志のイリュージョン落語って感じ。あと、村上春樹の初期の作品も想起させます、ピース。
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相当難しいとのことで有名らしいですが、それはいいとして読みたい本の一つです。
どう難しくあるのかもかなり気になるところです。
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読んでみたところ、とても難しい内容でした。私にはそうとしか形容できません。読了できませんでした、不覚にも。
次に手に取るのはいつになることやら。 -
これは「ユリシーズ」のリベンジで挑みましたが、はやばやと撤退。これもいろいろと鍛えてから読みます(笑)。
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これは誰もが認める、二十世紀最高の小説。けれどなぜこの本が「最高」とされ、誰もそれに異を唱えないのか? それには理由がある。批判するにも、誰もこの本を「読めない」のだ。原著はふんだんな言葉遊びでもって書かれた、何語かも分からないほどの崩壊した文章。そんな文章をさらに翻訳したのだから、もうとてつもないことになっている。ちょっと冒頭の一行だけでも読んでみようか。読んで頂ければ分かります。以下引用…………。「川走、イブとアダム礼盃亭を過ぎ、く寝る岸辺から輪ん曲する湾へ、今も度失せぬ巡り路を媚行し、巡り戻るは栄地四囲委蛇たるホウス城とその周円。」…………。読めない。これは読めない。「unreadable」の称号は伊達じゃない。言葉の宇宙というよりも混沌そのもの。作者はなんでこんなの書いたのかしら。わけがわからない。でもおそろしいことに今改めて頁をめくると「ちょっと読んでみようかな」という気が起こってしまった。もしかすると、いつかこれを読む日が私にも訪れるのかもしれない。その日を待って二十世紀最高の小説は、今も本棚の奥に眠っている。(けー)
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私には理解できない世界だった。
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日本語訳もあるのに解読できない・・・だと・・・?
私はこの本を読んで、佐久署の数ページで見事に挫折しましたが何か。
この本を前編読破した勇者に会ってみたい。
【志學館大学】ニックネーム:ねこ
著者プロフィール
ジェイムズ・ジョイスの作品





