- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309462400
作品紹介・あらすじ
『裸のランチ』によって驚異的な反響を巻き起こしたバロウズの最初の小説。ジャンキー-つまり、回復不能の麻薬常用者とは、バロウズ自身の十五年にもわたる自伝的告白に他ならない。「なぜ麻薬常用者になるのか?」-麻薬は快楽の刺激剤ではない、麻薬は生き方なのだ-ギンズバーグの序文といくつかの削除部分を加えた完全版。
感想・レビュー・書評
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ルーリード追悼
麻薬は生き方だ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
麻薬中毒者の禁断症状を具体的に、かつストレートに書かれており、麻薬中毒者を取り巻く環境も、それはそれは。
これが処女作で、他のバロウズの本はもっとひねりのある前衛的な文体らしいので、他のバロウズの本も読みたくなった。 -
麻薬ギャグ
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麻薬のために生きる男の自伝記
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(おそらく)飾りも誇張も無い、淡々と語っているだけの麻薬体験物語で、街から外へは動かないロードムービー的な話。
物語に“落ち”が欲しい人には向かないですね。 -
「生き方」とはつまり、ルーチンである。
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興味深い内容だった。翻訳の文体も好みで読みやすかった。時系列的にこの後の話にあたるのが『裸のランチ』らしいので読んでみようと思いました。
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ジャンキーは救いようのないクズになることを自分によしとして生きるしかないんだけど、その境界線を越える瞬間というのはどういう心理なんだろな。もともと悪趣味が災いしているのかもしれない。
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麻薬常用者じゃ書けない(バロウズ自身もモルヒネ常用者だった)、'...of Junky, for Junky, by Junky' 的小説。
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思ったより読みやすかった