ジャンキー (河出文庫)

  • 河出書房新社 (2010年8月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784309462400

感想・レビュー・書評

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  • ルーリード追悼
    麻薬は生き方だ

  • 卒業祝いに。ジャンキーくれる先生すごい。

  • 赤裸々なドラッグ経験ルポルタージュ。これがほとんど実話らしいので読んでいてちょっと滅入ってくる。ドラッグにはまってどうしても抜けられない人たちの状況が何となくわかるような気がする。ただ、それほど薬物死に対する危機感がないのが意外。現在は数えきれないくらい種類があるドラッグがあるので当時のジャンキーとは様相が違うのかもしれないけど。とにもかくにも、使う方も使う方だが、ジャンキーを生み出し売人にさえ仕立て上げて崩壊に向かわせるドラッグをビジネスにしている輩たちがいるということが腹立たしい。

  • 麻薬中毒者の禁断症状を具体的に、かつストレートに書かれており、麻薬中毒者を取り巻く環境も、それはそれは。

    これが処女作で、他のバロウズの本はもっとひねりのある前衛的な文体らしいので、他のバロウズの本も読みたくなった。

  • 麻薬ギャグ

  • 麻薬のために生きる男の自伝記

  • (おそらく)飾りも誇張も無い、淡々と語っているだけの麻薬体験物語で、街から外へは動かないロードムービー的な話。
    物語に“落ち”が欲しい人には向かないですね。

  • 「生き方」とはつまり、ルーチンである。

  • 興味深い内容だった。翻訳の文体も好みで読みやすかった。時系列的にこの後の話にあたるのが『裸のランチ』らしいので読んでみようと思いました。

  • ジャンキーは救いようのないクズになることを自分によしとして生きるしかないんだけど、その境界線を越える瞬間というのはどういう心理なんだろな。もともと悪趣味が災いしているのかもしれない。

  • 麻薬常用者じゃ書けない(バロウズ自身もモルヒネ常用者だった)、'...of Junky, for Junky, by Junky' 的小説。

  • 思ったより読みやすかった

  • ずぶずぶ。

  • イケナイことへのあこがれ

    著者自身の経験からなる禁断症状の描写、ハイになったときの感覚の描写がリアル。内容はどうしようもない自伝的小説だけど、そういうのに憧れる時期があった。あるよね。あるんだよね。

  • うん、、おもしろい?
    個人的にはあまり入ってこなかった作品だった。
    楽しみにしていただけに残念だった。
    ロストジェネレーションてこんな感じなのか?
    でも、もっとビート作品読むぞー!!

  • バロウズのエッセイ、自堕落なドラッグ漬けの生活を淡々と綴ってる、他の作品より比較的読み易い。
    デビュー作にして彼の代表作。
    ビートニク文学!!

  • スピード感がたまらない。

  • beatnik junky文学!

  • 『裸のランチ』ビート文学の始祖ウィリアム・バロウズが<回復不能麻薬常用者の告白>というサブタイトルで書いた最初の小説。というか体験記やエッセイに近い感じ。

    カットアップで書かれてないし、とっても読みやすい。

    河出書房の文庫より、思潮社の方のシルバーの装丁がいいよ。

  • 筆者は麻薬中毒者=ジャンキー。ジャンキーの生活を淡々と綴る。事実の描写のみで綴っている感じは、『異邦人』と似ているかもと思う。そのテンポが心地よい。いい感じだと思うので、★4つ。

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