ソフトマシーン (河出文庫)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 202
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309462455

感想・レビュー・書評

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  • 裸のランチ同様キマってると伝わるんだと思う

  • マヤの犯罪がSFっぽくて面白かった〜それ以外は描写だけは激烈に刺激的だけどポルノの意味合いにしてはつまらんかな?でもラストはなんかまたSFな広がりをかんじました。

  • [ 内容 ]
    『裸のランチ』によって驚異的な反響を巻き起こしたバロウズは、カットアップ三部作ともいうべき『ソフトマシーン』『ノヴァ急報』『爆発した切符』を書いた。
    カットアップやフォールドインとは、自分の文章や他人の文章を切り刻んで並べかえたり折り込んで並べたりして、新しい文章を半ば自動的に生み出す手法。
    本書はその実験性を発揮して、独自の世界観を繰り広げる。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • カットアップという手法を使って書かれた作品で、個人的にはエルンストの『百頭女』とかあのへんのディペイズマンの手法で描かれた版画とかを彷彿とさせられました。要は文章のコラージュ。無差別に並べ替えられた文章がなんとはなしに意味深で哲学的な意味を持ち始めるのはなんとも奇妙な感触。『ウェイキングライフ』というジャンキー映画のセリフまわし(断片的で前後に脈絡はないのにとてつもなく哲学的)なんかにも近いものがあるかも。とりあえず、周囲のひとの目に触れたら人格疑われそうな単語満載なので、電車の中で読むのはやめたほうがいいと思います(苦笑)

  • 言葉の一つ一つはカッコいいと思いつつ、途中から意識がとんでそのままページをめくり続けた感じ。

  • うんうん。よくわかんないけどね。

  • 悲しい時に読むもんじゃない。
    でも、バロウズは何か好き。

  • カットアップという手法で書かれた小説というのを一度読んでみたかった。
    どろどろに煮詰めた舞城王太郎みたい。

  • 「裸のランチ」で有名な〜あのバロウズの最も難解な小説。
    絵画で言うとコラージュで制作されている。
    技法は雑誌か新聞でも切った断片を適当に繋げて文章にしたり、
    ただ単に折り込んで、その折り目折り目の文字の羅列。
    音楽のジャンルに『ヘヴィ メタル』と言うのがあるが〜
    これは元々バロウズの「裸のランチ」に出てくる言葉から来ている。
    もう一つの代表作の「ジャンキー」は所謂、ヤクチューの事だが、
    彼は1950年代のビートニク文学ムーブメントの巨人で教祖。
    いわばピッピーの神様である。
    現在まで、殆どのロックミュージシャンは、彼の影響を受けている。
    ロバート・ワイアットやアラン・ホールズワースが、在籍したイギリスのサイケデリックバンド〜
    ソフトマシーンは勿論、この書籍からで、バロウズに許可を得て名付けたとされる。
    文章内容はシュールレアリスムの巨匠〜
    アンドレ・ブルトンや、マッソンがやった、オートマチズムに似ている。
    同じ技法の書は、あと2つあり、これは翻訳されていないはず。

  • 色とりどりのジャンクなお菓子を味わうみたいに
    口の中でころがしたい

    キチ○"イっぷりもソフトでわりと読みやすい〜

    囚人のカタコト会話がなんかカワイイね

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著者プロフィール

ミズーリ州生まれ。1952年にデビュー作『ジャンキー』発表。1959年発表の『裸のランチ』が大きな話題となる。妻殺し、ドラッグ漬け、バイセクシュアルなど、様々な顔を持ち、多くのアーティストに影響を与えた。

「2010年 『麻薬書簡 再現版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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