銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)

制作 : 安原 和見 
  • 河出書房新社 (2005年9月3日発売)
3.85
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  • 本棚登録 :2024
  • レビュー :252
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309462554

作品紹介

銀河バイパス建設のため、ある日突然、地球が消滅。どこをとっても平凡な英国人アーサー・デントは、最後の生き残りとなる。アーサーは、たまたま地球に居た宇宙人フォードと、宇宙でヒッチハイクをするハメに。必要なのは、タオルと"ガイド"-。シュールでブラック、途方もなくばかばかしいSFコメディ大傑作。

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)の感想・レビュー・書評

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  • またひとつ、電車で読んではいけない本が、増えてしまった。

    宇宙を漂う、へんぴな青緑の冴えない星の片隅で、消え入りたくなることがあっても、私ひとりくらいダメな奴がいてもいいやん、ほら宇宙って広いんだし。

    と、思えるかもしれない。
    思えないかもしれない。

    どっちでもいいけど、この小説のシロナガスクジラはいいやつだ。

  • 2013年9月5日読了。銀河ハイウェイ建設工事のための立ち退き要求により蒸発した地球最後の生き残り・アーサー。頼りになるのはたまたま(!)地球に滞在していたベテルギウス人フォードが持っていた宇宙的ベストセラー「銀河ヒッチハイク・ガイド」のみ・・・!スラップスティックSFの名作、とあり、矢継ぎ早に繰り出されるくだらないSF脱力系ギャグの数々には「抱腹絶倒」というより終始苦笑しながら読み進んだ。ただ、こういういかにもイギリス的な馬鹿馬鹿しいギャグを宇宙的規模で・本格SFの作法に則って連ねていくこのノリは意外と癖になり面白い。続編も多く刊行されているようで、この話がいったいどこに着地するのか(着地せずにダラダラ進むのだろうが・・・)、いずれ読んでいきたい。

  • ある日突然、銀河バイパス建設のため消滅した地球。地球人最後の生き残りアーサーは、宇宙人フォードとともに宇宙でヒッチハイクするハメになる。そんなあらすじを読み、「21エモン」みたいな話かなと思ったのですが全く違いました。
    有名なSF作品で、元々はラジオドラマ、そして映像化もされているとのことですが寡聞にして知らず、タイトルに惹かれて手にしたのです。読んでみるとシュールでナンセンスなコメディでにやりにやりとしている間に読み終えました。そしてシリーズ物だと知ったのです。しかし小さなエピソードの積み重なりですので、この話だけでも楽しめます。そのエピソードのどれもが皮肉に満ちていて、妙な倦怠感さえも快楽に思えたのです。これがイギリスコメディの味なのですかね。
    何となく手にした本が面白いというのは幸せこの上ないできごとですので、今後も直感に頼り本を選んでいきます。

  • エゲレス様の高度なジョークは俺なんぞには理解できないかと思っていたが、純粋に楽しく読めた。すごい馬鹿馬鹿しいけど面白い。超弩級だが肩肘張らないSF。

  • いきなり地球がぶっ壊されるという衝撃の展開から始まる銀河を冒険する物語。
    もーのすごくシュールでシニカルで、思わず笑える。
    かなり最高です。傑作と言われる意味がわかった。

  • SFコメディ。

    面白かった!
    初っぱなのまさかの展開から始まり、だいたいずっと面白かった。
    しかしくだらなかったー(笑)。

    最後はちょっと肩透かされた感がありますが、まぁ何となくその感じは予想してたから許す。

    あまり上品でない方のブリティッシュユーモア満載のため、時たまブラック過ぎて「うぅひどい…。泣」と思う場面もちらほら。

    これ読んで何か得るものがあるかと言えば特に無い気がするけど、哲学しようと思えば哲学できる。

    これは続編も読みたい。

  • 生命、宇宙、そして万物について750万年の計算の末に到達した究極の答え「42」!読み始めて数十ページでこりゃ絶対イギリス小説だなと確信できる、シュールでナンセンスなSFコメディ。序盤で地球は宇宙バイパス工事のために破壊されちゃいました。さよなら人類、だけど一人を除いてね。この世界では『ギャラクティカ大百科(何て胡散臭い邦訳だ)』より売れてて評判の高い書物『銀河ヒッチハイク・ガイド』はさながら現代のウィキペディア…というよりむしろアンサイクロペディアだなこれ。馬鹿馬鹿しいけど偏愛したくなる一冊です。

  • マーヴィン大好き(笑)。原書と読み比べていないのですが、訳者さんの言葉のセンスに脱帽です。

  • なんてアホらしくてぶっ飛んだ素晴らしいSFなんだw
    タオルを必需品にきめたぜw

  • 英国製おバカSF。あとがきを読めばいろいろ「ふむふむ」と思うところしきり。でも、この本が最初に書かれたのが1979年(日本ではガンダムが始まった年)というから、そのセンスの全く古びていないことにびっくりだ。いわゆる「ハチャメチャSF」の元祖といっていいと思う。これに影響を受けた作品は洋の東西を問わないのではないか。
    モンティ・パイソンや「宇宙船レッド・ドワーフ号」シリーズなんかが好きな人向け。けっして真面目な人は読んではいけません(笑)。

    補足。
    絶版になっている新潮文庫版(風見淳訳)は旦那が持っていた。"DON'T PANIC!"は「うろたえるな!」と訳されているそうです。

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