最後の夢の物語 (河出文庫)

  • 河出書房新社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309462639

感想・レビュー・書評

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  • トールキン、A・C・クラーク、ラブクラフト等に多大なる影響を与えたファンタジー作品の名手。
    落ちが有りそうで無いような、如何にも人を食った話など、物語が飄々と流れて行く。とても気持ち良く読める本でした。

  • 2006-03-00

  •  図書館から借りました


     ファンタジー。短編集。コント?

     コミカルというか、風刺というか、オチが静かに「くすっ」と笑える、静かなユーモア。

     一つ一つはとても短く、たくさんの物語が詰め込まれている。

     「不死鳥を食べた男」がこの中で一番長い。
     おもしろくてさらっと読める。
     電車とかに最適でした。

     一番心に残ったのは「オールド・エマ」。
     死にかけた男は、昔よくしてくれたお手伝いさんが天国で天使になっているのを見る。
     蘇生されてこの世に帰ってきた男は興奮して司祭にそのことを告げると、彼は一言「夢を見たのでしょう」(すげー冷静な突っ込み)  

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著者プロフィール

本名はエドワード・ジョン・モートン・ドラックス・プランケット(1878‐1957)で、第十八代ダンセイニ城主であることを表すダンセイニ卿の名で幻想小説、戯曲、詩、評論など多くの著作を発表した。軍人、旅行家、狩猟家、チェスの名手という多才なアイルランド貴族だった。『ペガーナの神々』をはじめとする数々の著作により、その後のファンタジイ作家たちに多大な影響を与えた。

「2015年 『ウィスキー&ジョーキンズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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