ディアローグ---ドゥルーズの思想 (河出文庫)

  • 河出書房新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309463667

作品紹介・あらすじ

『アンチ・オイディプス』と『千のプラトー』の間にもうひとりの盟友パルネとともに書かれた70年代ドゥルーズの思想を凝縮した名著。とりわけ『千のプラトー』のエッセンスとともにリゾームなどの重要な概念をあきらかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 言語は支配の道具で、それを用いるだけで支配に加担していることになる。
    訳のわからないことを語ることの大切さ、難しさや創造性。
    男女関係は、空気の振動が衝突しているようなもの…

    不勉強な私に理解できるというような本ではありませんが、不思議と読むと元気が出ます。
    ですが、そんな読み方でいいみたいです。

    • ゆさん
      元気がでる本ってすごい本ですね。
      元気がでる本ってすごい本ですね。
      2012/10/28
    • keisukekuさん
      そうなんです。しかも、意味はわからないんだから…
      そうなんです。しかも、意味はわからないんだから…
      2012/10/30
  • ハードカバーも2種類出ていて、すでに1冊持ってるんだけど、あとがきのこの言葉がいかにもドゥルーズの本らしくて、つい買ってしまった。

    「本書は"読み飛ばしていくのが望ましい"書物である。・・・なぜなら、著者は、本書の意図や内容を正しく理解することよりも、本書の思考のリズムと共振することのほうを求めているからだ。・・・だとすれば、本書は読了後も書棚に配架するのでなく、枕許、テーブルの上、ズボンのポケットなど、すぐに手の届く範囲に置いておくのがよいだろう・・・」

    ハードカバーじゃそれはできないもんね。

  • 読み飛ばしていくのが望ましいというので読み飛ばしてみたらあっというまに読み終えた。あとに残ったのは、「裏切り」という言葉。自分以外のものを裏切ること。これは一考にあたいする。

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著者プロフィール

(Gilles Deleuze)
1925年生まれ。哲学者。主な著書に、『経験論と主体性:ヒュームにおける人間的自然についての試論』『ベルクソニズム』『ニーチェと哲学』『カントの批判哲学』『スピノザと表現の問題』『意味の論理学』『差異と反復』『ザッヘル゠マゾッホ紹介:冷淡なものと残酷なもの』『フーコー』『襞:ライプニッツとバロック』『フランシス・ベーコン:感覚の論理学』『シネマ1・2』『批評と臨床』など。フェリックス・ガタリとの共著に、『アンチ・オイディプス』『カフカ:マイナー文学のために』『千のプラトー』『哲学とは何か』など。1995年死去。

「2021年 『プルーストとシーニュ〈新訳〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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