猫のパジャマ (河出文庫)

制作 : 中村 融 
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 247
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309463933

感想・レビュー・書評

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  • レイ・ブラッドベリの短編集。どの話もなんとなく物悲しく、でもその物悲しさが良いなぁと思える話ばかりだった。SF作家として有名だが、SF的要素はあまりなかったように思う。
    私は特に「マフィオーソ・セメント・ミキサー」という話が気に入った。過去にタイムワープして、スコット・フィッツジェラルドに未完の大作『ラスト・タイクーン』を書き上げさせる話。フィッツジェラルドが完成させた『ラスト・タイクーン』なんて、読みたすぎる!!

  • この胸に迫る郷愁はなんなのでしょう。アメリカ人でもなきゃそんなに年齢を重ねてるわけでもないのに、泣きたいような懐かしい気持ちになるのです。

  • 0055. レイ・ブラッドベリ
       『猫のパジャマ』2017/1/16読了

    「猫のパジャマ 」河出文庫より

    収録作品
    ①さなぎ
    ②島
    ③夜明け前
    ④酋長万歳
    ⑤ふだんどおりにすればいいのよ
    ⑥まさしく、オロスコ!シケイロス、然り!
    ⑦屋敷
    ⑧ジョン・ウィルクス・ブースワーナー・ブラザーズ
     MGMNBC葬儀列車
    ⑨用心深い男の死
    ⑩猫のパジャマ
    ⑪三角関係
    ⑫マフィオーソ・セメント・ミキサー
    ⑬幽霊たち
    ⑭帽子はどこだ、急ぎはなんだ?
    ⑮変身
    ⑯ルート66
    ⑰趣味の問題
    ⑱雨が降ると憂鬱になる(ある追憶)
    ⑲おれの敵はみんなくたばった
    ⑳完全主義者
    ㉑エピローグ―R・B、G・K・C&G・B・S
     永遠なるオリエント急行
    ㉒特別収録エッセイ「連れて帰ってくれ」

  • ノスタルジックな話が多い短編集。
    ブラッドベリの本は、不思議な感じが好きでよくよみます。でも、文化的な知識があれば、もっと理解出来るのかも。

  • いろんなごたまぜブラッドベリ。?もあれば すごい皮肉も、優しさもある。

  • 母から貰った。最近ブラッドベリに手を出している+タイトルのかわいさからくれたのだと思われる。
    無痛症の男が背中をフジツボで引っ掻かれる話が好き。男が『きみ』と表されるのがいいね!
    読めば読む程ブラッドベリはSF作家ではないのでは…と思っていたが、訳者あとがきのブラッドベリの魅力は美しい描写力と胸を締め付けられるようなノスタルジーとの表現に納得。
    電車の中で読むのに適した作家。

  • タイトルで手に取った本。

    海外文学は相性がいまいちなんだよな、と思いながら手にしたけどやっぱり相性が悪かった。面白くない訳ではないのだけれど、相手の発信している情報をちゃんと受け取れていない居心地の悪さがあります。

    三角関係は割りと分かりやすかったかな。

  • 単行本を買いそびれていて、つい文庫本を買ってしまった。あの単行本の装丁は持っていたかったなあ。
    てっきり、読み切りの長編かと思ったら、短編集だった。友人が地下室から見つけ出してきた初期作品や晩年の作品が並ぶ。「序文―ピンピンしているし、書いている」で、執筆の切っ掛けを披露しているが、チョッとネタバレ気味な印象もある。でも、さほど気にはならない。まあ、ブラッドベリの短編なら40年位読んできたんだし。楽しませてもらった。
    むしろ、「三角関係」「趣味の問題」の表題の方が、ネタバレ気味?まあ三角関係の最後は、更に深くて、流石だなあと思わされた。
    「猫のパジャマ」は落語の宮戸川を思い出した一遍。

    長寿だったブラッドベリもピンピンしてないし、書いてもないんだけど、まだ未発表の短編が出てくるだろう。そして僕はきっと手に取るだろう。

  • なんというか物悲しさがブラッドべリの作品には漂っていて、特に「雨が降ると憂鬱になる(ある追憶)」がずしんと来ました。特別収録エッセイ「連れて帰ってくれ」でなんとなくその理由がわかったような気がします。挿画は長崎訓子氏。

  • 素晴らしきブラッドベリ。絶筆「連れて帰ってくれ」、胸を打つ。たんぽぽのお酒の夏につながるのだ。

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著者プロフィール

1920年、アメリカ、イリノイ州生まれ。少年時代から魔術や芝居、コミックの世界に夢中になる。のちに、SFや幻想的手法をつかった短篇を次々に発表し、世界中の読者を魅了する。米国ナショナルブックアウォード(2000年)ほか多くの栄誉ある文芸賞を受賞。2012年他界。主な作品に『火星年代記』『華氏451度』『たんぽぽのお酒』『何かが道をやってくる』など。

「2015年 『たんぽぽのお酒 戯曲版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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