ドキュマン (河出文庫 ハ 4-3)

  • 河出書房新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309464039

感想・レビュー・書評

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  • 「花言葉」が読みたくて買った、主に高尚で観念的なものたちに対してそれらが内に秘める不定形の実体をあばき出して突きつける感じ、三分の一ほど読み進めたあたりからようやくわかってきた、絵を描くことはまず対象の破壊だというのは確かにそうだなと思った

  • バタイユの芸術観みたいなのが垣間見えた。

  • バタイユが主宰した雑誌「ドキュマン」で彼が執筆した記事だけを集めた1冊。正直、難解すぎて素直に理解できないものが多く・・・私がバカになったのか、この頃のバタイユが理屈っぽかったのか(苦笑)

    比較的すんなり面白いと思えたのは「供犠的身体毀損とフィンセント・ファン・ゴッホの切断された耳」でした。余談ですが日本のヤクザの「指を詰める」という行為をもしバタイユが知っていたらこの理論とどう絡めて解釈するだろう?と、どうでもいいことを想像。

  • 注目新刊:40年ぶりの新訳、バタイユ『ドキュマン』河出文庫、など : ウラゲツ☆ブログ
    http://urag.exblog.jp/20345112/

    河出書房新社のPR
    http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309464039/

  • バタイユが主宰した異様な雑誌「ドキュマン」掲載のテクストを集成、バタイユの可能性を凝縮した書『ドキュマン』を気鋭が40年ぶりに新訳。差異と分裂、不定形の思想家としての新たなバタイユが蘇る。

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著者プロフィール

1987-1962。フランスの思想家、作家。世紀を超えて今も各分野に影響を与え続けている。『エロティシズム』『眼球譚』など著作多数。

「2022年 『内的体験 無神学大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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