- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309464886
感想・レビュー・書評
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創元推理文庫版で、少しずつシャーロック・ホームズシリーズを読んでいるのですが、話を一つ一つ読むたびに、備忘録として気になったところや面白かったところのメモをとっていました。あらすじも。
この本があればあらすじはメモらなくても良かったなぁ。各エピソードを時系列順に並べてあらすじを書いてくれているので便利です。それと出典となるエピソード付きで、登場人物像について整理している所も面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夫 婦 だ っ た ん だ 。
流石にホームズ好きなら私のようなライトなオタクでも名前だけは知ってる小林司さんと東山あかねさん(今回はほぼ後者)の本。
初めてこの人たちの本読んだかもしれない。
全60篇のあらすじはあらすじのようで時々彼女の主観が入ってる。
『三人の学生』の試験問題盗み見しちゃった学生のこと「犯罪者崩れ」って言っててびっくりした。
そこまで言わんでも……。
あと最後の娘の漫画と、蔵書目録の*印が全部自分たちの本で引いてしまった。
それ以外は「コロナ落ち着いたら旅行行きてぇな」と思いながら割と楽しく読んでた -
シャーロック ・ホームズシリーズへのほとばしる愛。
それしかないのが本著のすごいところである。
愛100%である。
オタク気質の方は身に覚えがあると思うが、何か作品なり人物なりにどっぷりハマると、関連するものすべてを知りたい、集めたいと思わざるをえなくなる。
※かくいう私もマンガ「名探偵コナン」にハマったことでコナンくんのルーツであるシャーロック・ホームズシリーズを読もうと「緋色の研究」を手に取り、BBCドラマ「SHERLOCK」の沼に落ちてシーズン4まで観て、本著を手に取った人間である。
著者の東山さんはオタクの鑑である。
シャーロック・ホームズが好きなあまり、原典を読み、深い作品考察(というかもはや研究の域)をおこない、舞台のイギリスを訪れその歴史風俗の知識にも明るくなり、作者のコナン・ドイル研究までおこなう。
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夫婦でホームズ研究家の著者達のホームズに関する解説書。小説に出てきた場所やホームズの性格、嗜好等について解説しています。
ホームズを読んでみたい人間が入門として読むのがいいですかね。短いのであっという間に読めました。 -
日本シャーロックホーム会メンバーによるホームズ解説書。ホームズの聖地巡礼としてロンドンへ行くのも楽しそうだ。