鉄道地図の謎から歴史を読む方法 (KAWADE夢新書 347)

著者 :
  • 河出書房新社
3.21
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309503479

感想・レビュー・書評

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  • この書籍では、幕末にミニ鉄道車両が来てから「維新」を経て、鉄道計画から営業し、延伸したりなどから入力「日本近代黎明期」の鉄道と日本地図を絡めて語られていますし、それからの栄枯衰退なども言われています。

  • 為になりました。でも所々説明が適当なのが気になった。「どいうわけかこうなっている」いやその理由を教えてくれよ、、みたいな。
    あとやっぱりこの類にありがちな鉄道愛が滲み出てきて主観が入ってるのが残念。

  • [ 内容 ]
    わが国の鉄道は、どんな施設のある場所をむすんで敷かれていったか?
    高度経済成長期の新線建設ラッシュが招いた“不幸な結末”とは?
    列島に延びる路線の広がりや消滅、列車の変遷を追うことで、明治以降、日本が歩んできた歴史をあらために浮き彫りにする一冊。

    [ 目次 ]
    序章 一直線に走る鉄路も、曲がりくねった路線も、すべては“その時代”の要請がった
    1章 新政府の国策「富国強兵」は民間の鉄道建設が支えた?幕末から明治中期までの「鉄道地図」を読む
    2章 急速な産業発展が地方鉄道、近郊私鉄を生む-明治中期から後期までの「鉄道地図」を読む
    3章 都市の膨張、大衆文化の到来で東京と関西の鉄道網が完成-大正から昭和10年代までの「鉄道地図」を読む
    4章 高度経済成長の時代をビジネス特急「こだま」が疾走-第二次大戦から昭和30年代までの「鉄道地図」を読む
    5章 国鉄民営化、赤字線廃止…鉄道もかぶった「リストラ」の波?昭和40年代から平成、そして未来の「鉄道地図」を読む

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    [ 参考となる書評 ]

  • 1月2日 ~ 1月4日

    新書サイズでこの題名は重すぎるか?
     まあ、方法と言っているからその入り口だけでも示しているから間違えではないが、みんなどこかで聞いたか読んだかした内容であった。
     日本の鉄道がいかに殖産興業、軍国主義と関わっていたかが理解のポイント。

  • 割とおもしろい視点で楽しく読みました。

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著者プロフィール

野村 正樹(ノムラ マサキ)
作家
野村正樹(のむら まさき)
1944年神戸市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。67年サントリー㈱入社。営業部、宣伝部、マーケティング部等で活躍。86年には『殺意のバカンス』で推理作家としてデビュー、91年に『シンデレラの朝』で日本文芸大賞現代文学賞受賞。95年独立し、マーケティング、広告、サラリーマンのライフデザイン、トレンド・世代論、都市論、推理小説などの著作・講演で活躍。著書多数。
2011年逝去。

「2014年 『これが「話し方」の基本です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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