- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309616452
感想・レビュー・書評
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たくさんの情報があふれている現代だからこそ、何が正しいのか客観的に見極める力がより必要になる。若い世代には当然読んでほしいが、心や目が曇りがちな大人にも読んでほしいと思った。
それにしても、視点を変えるとこうも色んなことが見えてくるのかと目からウロコであった。さすが、数多くのスクープをモノにしてきた報道カメラマン、不肖・宮嶋である。戦場より恐ろしいニッポン…戦死者より多くの自殺者が出ているというデータを目の当たりにして、愕然とした。
今後、インターネットの発達で情報はますますお手軽に手に入るものとなり、扱う側の緊張感も薄れていくであろう。誤った情報に踊らされないために、いかにして自分を鍛えるか…。自分自身の目で見て感じること。その大切さをひしひしと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若者向けですが、テレビ好きで、ついついテレビにのせられまくりなけっこうな大人の私にはちょうどいい本でした。若い人むけにけっこう丁寧にかみくだいて書いてあるとこが、いつもの著者の文章とちがっててそこがまたおもしろいです。
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報道カメラマンの宮嶋茂樹氏が、中学生向けにメディアリテラシーを説いた本。実にわかりやすく丁寧な文章が著者の人間性を表している。学校の先生は必読。中学の教科書に採用してもらいたいぐらいだ。巻末では、自分がカメラマンになった経緯を紹介し、将来の職業をどのように選択すればよいかまで書かれている。
<a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20080503/p2" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20080503/p2</a> -
14才ではないけれど・・・。
情報の自己判断、選択の必要性を教えてもらえた。