- Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309616476
感想・レビュー・書評
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友情をテーマにブックトークをした際、選んだ一冊。
女子中学生…私立女子校、公立共学校…のパターンに分けて、どうやったらうまく生き延びられか!が自虐ネタも交えて展開される。
自分はどのタイプに当てはまるか調べる問題や、チャートなどもある。
一人でも友だちとでも楽しめる?一冊。
出てくる芸能人などがちょっと古い。2016.5.2詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女子高育ちでも、どこかユーモラスでありながら、第三者的に語る著者の少し前の作品。
女子が女性の集団をみればこうなるんだろうなあと思うことばかり。みんな自然と知っているが、タブー視されているようなことがたくさん。
海外の話もあるが、こういうのは日本人に特有のことが多いようなので、やっぱり文化に左右されるのかなと思ってしまった。アッという前に読める本なので、興味のある人は読んでみたらよいと思う。 -
女子の世界ってこんな、こんな!
ホントめんどくさいよねー。
ていう内容の本。
「みんなそうなんだ」という面白さと安心感がいい。
私の子供のころも、母の子供のころも、今の子供たちも、こうなんだ。女子って不思議な生き物だね。そういう遺伝子なんだろうか。
地味なグループと派手なグループと中間のグループと、どんなに仲良しでも、どこかに内戦の兆しが。派閥、覇権争いが。 -
女子の国には、ヒエラルキーが存在する。
それは幼稚園から、たぶん死ぬまで?!
コミュニティに属する限り、無くならない、見えない何か。
辛酸なめ子(このペンネームが、またw)さんが、その女子階級制度の
厳しさを、いつもの自虐ネタを交えて書いた一冊。
いまならば、ちょっとは笑えるクラスのヒエラルキーも、
今まさに10代の女子には、深刻な悩みだろう。
この本を読めば、自分だけが気にしてると思える悩みも、
‘みんなおんなじ悩みもあるのね‘とちょっと客観視できるんじゃないだろうか?
併せて平成生まれの作品『桐島、部活やめるってよ』もよんでほしい。 -
最初のチャートによると私はカルチャー系でした。
また女子校出身であることから、公立高校での処世術がパシリ級だったのには泣けてきました。
中途半端に男子がいるところよりは女子だらけの職場を選択したほうが良いのかもしれない。
14歳向けに書いてあるのですが、大人が読んでも人間関係スキルの振り返りができて非常に役に立つ本でした。
相方(男)も熱心に読み込んでいたのできっと男性にも役立つのでしょうね☆ -
こういう本が出るほど女子は怖いのか。
私的に、男子社会の方が全然怖いと思う。
女子はちっちゃく固まれるから一回はぐれてもなんとかなる。
でも男子は明らかに浮いてる人って相手にされないしね。
女子よりよっぽど残酷だ。 -
女子を的確にとらえてると思う。
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女子の人間関係について。
女子校と共学校、それぞれの女子のグループ内での処世法をクイズ形式で点数をつけ、どれだけ向いているか(笑)を判定するのですが、私は女子校は高いのに共学校だと低かった。
女子校に行ったことないのになぁ。
学生時代の部分が、あったなぁこういうことって思ったのですが、今渦中にいる子たちは大変だろうなぁ。
好きな時代に戻れたとしても、中学生には戻りたくないもの。
大人になってもある女子の人間関係についても書かれていますが、意外とふたを開けてみるとシンプルで、ヒマで幼稚だと派閥とか面倒なことがおこるらしい。
あぁ、じゃあがつがつ仕事をするべきだね。
もしくはがつがつ家庭で働くべきだね。
この「内戦」は、ある意味いつまでも終わらないので、どこかで自分なりの処世術を得ないと、苦しいばかりになるんですよね。
それにその処世術がいきなり通用しなくなることもなきにしもあらず。 -
2009.01.02. これ、おもしろいよ。女子の国は、怖いんだねこんなにも。私が中学にいた頃より、きっと今の方がずっと複雑化して(携帯電話もネットもあるし)、よりややこしいことになってるんだろうな。ああ、今女子中学生じゃなくてよかった。スピリチュアルにいこうとするなめ子さんのアイデアは、とっても素敵だと思う。戦え、女子たちよ。