14歳からの原発問題 (14歳の世渡り術)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 125
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309616704

感想・レビュー・書評

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  • 月並みな感想だが、知らなかったことばかりでおどろいた。原発を推進した中心人物やその経緯、核廃棄物問題、原発のある地域がその産業に依存している現状など。対談形式で、わかりやすかった。

  • 原発関連の本はたくさんでていますが、これは入門書として最適。
    著者が見栄を張るわけでもなく、わからないことを率直に聞いているからかもしれません。
    原発は知れば知るほど恐ろしい。

  • 僕と同様に「3・11」まで無関心だった著者が、イチから学んだ「原発問題」についてわかりやすく書いたものです。対象である14歳の少年少女だけではなく、原発問題についてイチから学ぶにはよいと思います。

    僕自身も正直言って3・11が起こるまでは原発問題には関心は余りありませんでした。この記事を書く前日、ニュースで「冷温停止」宣言がされていましたけれど、僕は一切「彼ら」の言うこことは信じておりません。それはさておき、この「原発本」は14歳からの、という表記どおり、あくまでわかりやすく、飽きの来ない文章で綴られております。目次をざっと振り返って紹介すると

    第1章 「原発いらない!」と気付いた日
        3・11からの「反原発」
    第2章 原発の中では何が起きている?
        元・原発労働者 Aさんに聞く
    第3章 なぜ日本に原発ができたのか
        社会学者・開沼博さんに聞く
    第4章 世界の動きと日本の原発
        歴史社会学者・小熊英二さんに聞く
    第5章 そもそも原子力発電ってなに!?
        「はんげんぱつ新聞」編集長・西尾漠さんに聞く
    第6章 20キロ圏内にとり残された動物たち
        獣医・なかのまきこさんに聞く
    第7章 「総被曝時代」に立ち向かうために
        映画監督・鎌仲ひとみさんに聞く

    というもので第2章の原発労働者のAさんに聞く、という箇所では実際に現場で働いた方の生々しい証言。死んで腐った貝の匂いが充満する中での作業についての話は読んでいるそばから胃からこみ上げるものを感じました。僕も個人的にいろいろな方の本を読んでその過程をこうしてここに記事にするという機会に恵まれておりますけれど、できることならば、「はじめて」この問題に直面した方や、テレビや新聞のいうことが「なんとなく信用できない」という方は14歳に限らず、ご覧になっていただければと思います。

  • 針谷 推薦

  • 色々思うところは多いのだが
    一番印象に残ったのが「ドラえもんも原子炉で動いています。」の言葉でした。でも燃料はどら焼きだったりするのですが。

  • 図書館の返却コーナーにあって、思わず借りてみました。

    脱原発、に全然興味がなかった方が一番最初に読むのに適した本の気がします。14歳の・・・とあるだけに語り口がやさしく、数時間で読み終えました。
    (その分、以前に脱原発本を何冊か読んでいる方には物足りないかもしれません)
    ちなみに私は今までに何冊か脱原発の本読んでいたのに「読んで良かった」と思いましたけれども(苦笑。
    ちょっとおバカな私の脳みそには、これくらい平易な言葉で書いてくれると
    ダイレクトに伝わってくるものがあります。

  • 私は、彼女の主張に賛成。14歳向けにするには難しいような気もするけど、たしかに中学生くらに読んでもらいたい。筆者は、4.11の高円寺の原発やめろデモをしかけた人なのね。女性だったんだ。

  • 原発問題について考える入り口にふさわしい本。

  • 東京電力(電力会社)、国の政策に改めて疑問を感じた。

  • 原発系の一冊目。
    読書ノート参照

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著者プロフィール

作家・活動家。1975年北海道生まれ。愛国パンクバンドなどを経て、自伝的エッセイ『生き地獄天国』で作家デビュー。2007年『生きさせろ! 難民化する若者たち』でJCJ賞受賞。格差・貧困問題に取り組み、生きづらさや自己責任論に対抗する発言・執筆活動を続ける。反貧困ネットワーク世話人、週刊金曜日編集委員。共著に『1995年 未了の問題圏』(大月書店、2008年)。

「2019年 『この国の不寛容の果てに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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