本を味方につける本 ---自分が変わる読書術 (14歳の世渡り術)

著者 :
  • 河出書房新社
3.27
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  • (4)
本棚登録 : 331
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309616742

作品紹介・あらすじ

本さえ読んでりゃ、なんとかなるさ。本は探さなくていい、バラバラにしていい、内容を忘れていい、歯磨きしながら読んだっていい-本読みのプロが、本とうまく付き合い、手なずけるコツを大公開。楽しいイラスト入り。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館でなんとなく借りて読み始めました。

    作者さん自身が14歳頃から
    読書をはじめたとの事で、
    その年代の少年少女に向けて書いたかのような、

    とても読みやすくわかりやすい本です。

    本の読み方、付箋を貼ってみたり登場人物や状況を整理して
    ノートに書き写してみたり好きなフレーズをノートにまとめたり。実践してみたい本の読み方がたくさんのっていました。

    途中「本の解体の仕方」がのっているのですが、

    男性の方は機械だったりフィギュアだったり
    何かしら分解して組み立てるのが好きな方が
    多いからなのかなとびっくり!

    まさに「その発想はなかった。」でした。

  • 14歳の少年少女に向けた、読書術の本。
    まえがきの語り口、最近読んだような…と思ったら、『広辞苑の中の掘り出し日本語』(バジリコ)の永江朗さんでした。

    本との出会い方、おすすめの読書法などなど「本の楽しみ方はただ読むだけじゃない!」…ということを様々な角度で紹介しています。
    例えば、「写真集をカメラのファインダーごしに見てみる」というのはおもしろそうでした☆
    その発想はなかったです!

    第1章「変わるために本を読む」は、とても説得力がありました。
    本を読むことは、自分を、他者を、世界を知ること。
    好奇心のトレーニングであり、人生のシュミレーション。
    平易な言葉とわかりやすい例示で、「だから本は読んでおくといい」という主張が頭にスッと入ってきました。

    改めて気付かされたことは、書店や図書館を日常的に利用しない人にとっては、「書店/図書館はどれも同じもの」という印象があるということ。
    「どこでも同じ品ぞろえなのだから、どこに行っても同じ」と思っている人に、その書店/図書館の個性をアピールするにはどうするか。
    日々、意識しながら業務に当たりたいと思いました。

  • 14歳の世渡り術シリーズ。
    このシリーズYAコーナーにあるけど、結構好きで
    「お!」と思うのは借りて読んでいる。

    本の単位(細かく決まりがあってびっくり!)から
    本の製本の違い、本を解体してカバーや見返しを
    オリジナルにしてオリジナルハードカバーにしようー。
    ↑↑↑
    いや、いや…これは無理無理wと思ったけど(°°;)


    本に心を開いていると、本からお声がかかりますよ。
    なのであなたは本棚の前に立って
    呼ばれた本を手に取るだけ!という読書術は
    納得できました。

    最近思うことは、あえて黙読じゃなくて
    朗読してみたいなー・・・みたいな。

    でも家族は、とんでもなく「迷惑だからやめてー」と
    苦情が来そうな予感なので、一人の時に朗読してみようかな
    とひっそりと思っています。

    ・速く読む ・ゆっくり読む ・3回読む
    ・ときどき本を閉じて考える
    ・付せんを貼る
    ・声に出して読む
    ・「ながら読書」のすすめ

  • 14歳の世渡り術、というシリーズのようで、子供に話しかけるように書かれている。
    とても優しい口調で、非常に読みやすかった。

    作者のように、様々な角度で本に向き合ったことがないので、驚きがいっぱいあった。
    本の楽しみ方は無限だ〜!

    印象的だったのは、こんなにも本を味わいつくす方法を書いてあるにも関わらず、締めくくりが「世の中には、本を読むより大切なことがたくさんある」としていたこと。
    私も読書を続けていくにあたって、忘れないようにしたい。

  • 本とのつきあいかたについて、幅広く教えてくれる。こういう本は、わりと好き。こういうことを書く人は、たいてい本が好きだろうし、俺も本が好きだからね。つまんない人にはつまんないかもしれないけど、好きなものの話は楽しいものだ。本を分解して、どうやってできているかを理解し、今度はオリジナルの本をつくる、なんて発想には、ちょっとびっくりした。

  • 本の本ってことで。本の読み方に関するエトセトラ。でもこれは、どこか他で見たことのあるような内容ばかりでした。本シリーズがターゲットとしている、少年少女向けという意味では良いのかもしれないけど、新しい発見とか、ピンとくる部分ってのが、自分的には殆どなかったです。

  • ティーンズ向けの読書術の本。
    中高生の頃に読みたかった。

    『本はぼくが1人で考えようとする時、手助けしてくれる。
    本を読みながら、本と対話しながら、ひとりで考える。
    ひとりで考え、ひとりで生きていくためには、本の手助けが必要だ。』

    本が好きだということを周りに言えない、あの気まずさ。
    〝趣味が読書なんて、ヤマモトさん、真面目で、ネクラ〟と、言う言葉が聞こえる。生きずらい学校社会、教室から離れて、図書室に行く。

    誰に、どう思われるかとか、誰とお弁当食べるかとか、どうでもよいことばかりの教室とは、全く別空間。

    ひとりで考え、ひとりで行動することを認めてくれるのが本を開くとある世界で、慰められ、励まされる。

    著者もまた、同じ感覚を持つ人なんだろうか。

  • 中学生を対象にした読書術の本。

    のわりに、
    「世の中の本の半分はクズだね」
    とかの発言があったり、
    最後は
    「世の中には、本を読むより大切なことがたくさんある。」
    で〆られてたり、なかなかにロック!

    実践している読書法があったり、「おお!」って思う読書法があったり。
    勿論全部が全部オススメというワケではないので、学生さんたちには「これなら出来るかも?」ってのを一個でも見つけてもらえればいいかなー。

    「本が君を見つける」の章で、実際にある書店の名が出てきた時はニヤニヤしちゃいました。楽しい(*´∪`*)

  • 変わるために本を読む。
    本は時空を超える。
    本は鏡のようなもの本があることで自分がわかる。本を読むと自分のことも気になってくる。

  • 14歳の…とある様に、易しい文章で読書の魅力が書いてあります。

    素敵な言葉が沢山ありましたが、気に入ったのは
    『人を成長させるのは失敗だ。読書は失敗のシュミレーションでもある』

    具体的な読書の工夫も色々書いてあって、中学生の時に知っていたら、も~っと本が大好きになっていたかも?!

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著者プロフィール

1958年生まれ。ライター。書籍輸入販売会社のニューアート西武(アールヴィヴァン)を経て、フリーの編集者兼ライターに。90~93年、「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。その後はライター専業。「アサヒ芸能」「週刊朝日」「週刊エコノミスト」などで連載をもつ。ラジオ「ナルミッツ!!! 永江朗ニューブックワールド」(HBC)、「ラジオ深夜便 やっぱり本が好き」(NHK第一)に出演。
おもな著書に『インタビュー術!』(講談社現代新書)、『本を読むということ』(河出文庫)、『筑摩書房 それからの40年』(筑摩選書)、『「本が売れない」というけれど』(ポプラ新書)、『小さな出版社のつくり方』(猿江商会)など。

「2019年 『私は本屋が好きでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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