自分はバカかもしれないと思ったときに読む本 (14歳の世渡り術)
- 河出書房新社 (2013年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309616780
作品紹介・あらすじ
バカにされたり、授業がわからなかったりして、悩んでいるあなたへ。それはみーんな通った道。バカはこじらせなければ大丈夫。やわらかアタマのつくり方、教えます。中学生以上、大人まで。
感想・レビュー・書評
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バカかもって思うことがあったから。
①音が分かれば、日本人だから意味は結構わかっちゃうんですね、実は。p18
→音読、書き取り。やっぱり音読が先。素読と同じ。
②先生の先入観p37
→これは、あるあるだよねえ。でも、学校の仕組みそのものにも問題ありだと。かけ算の話もあったけど、教科書をひっくり返すわけにもいかないのよね。
③自己修正のサイクルを止めてしまったときに、バカがはじまるといってもいい。p100
→だから、自分で修正する仕組みが必要。音声で録音する。仕事→フィードバック→修正
日常的にできることにする。
④バカにはたいてい目標がない。p170
→これな。本当にそう。どこに行くかわかってないのだから、進みようがないのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
14才向けの本だけれど、実に読んで「あー」ってなった。
確かに自分で自分のことをバカだと思えば「出来ないこと」が「当たり前」となるから努力しなくなる。「なぜ出来ないのだろう」「どうしたら出来るのか」と考えるからこそ人は伸びる。
そしてそれは、子供をバカだと思っている親や教師にも言えることで、「バカ」だと子供に言い続ければ、子供はバカだと思ってしまう。
最近流行った「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」なんて言うのも、彼女ががんばれたのは「本人が出来ると思ってること」「母親がバカだと思っていなかったこと」「先生も出来る」と思っていたことが大きいのかも知れない。(でも私はWebでしかこの話を読んだことがない)
職場でも同様だ。「こいつはバカだ」という方がバカって話だ。
(仕事なんて効率的にやらせるのが上司の仕事なんだから)
子供と言うよりも、大人の親や上司が読んだほうが良いだろうけれど、周りから「バカ」と言われたときに自分を守れる一冊ではある。
そして考え方について多角的視野のススメが見事なので読み返したい。 -
書かれていること全てに同意はできないが、「バカが作られるプロセス」には激しく同意。他にも濫読のすすめとか、何かに集中する時間を持てといったことは、ゲームに無駄な時間を費やして落ちこぼれだった14歳の時に読みたかった。ただ、現実の落ちこぼれは本読まないし、ましてこういった実用書を手に取ることがない。それが非常に残念。
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突きつけられた、「バカなの?自分」っで手に取りました。
バカにならない為の教えの本でした。 -
バカは周りがつくる。
自分がバカだと思い込んだ時、バカをこじらせる。
とか書いている本。
バカかもと思う本人よりも、周りの人に是非読んで欲しい。
教育者とか、親とか。
自己肯定感を高めるとか、継続の必要性とか、思考停止の弊害などが書かれた本が出版されているが、この本は易しくすんなりと心に入ってくる。 -
S図書館
竹内氏の自伝
結構苦労している
小3ニューヨークへ
3バカトリオの1人だった
友人1、プエルトリコ系の子
友人2、ヒスパニック系のヘンリー君、マフィアの抗争で父死亡
すごい地域にいたな -
中学生、高校生で読みたかった。勉強したくない、進路をどうしようと思った時に読むべき本。生きるためにどう勉強すべきか、どう考えるべきか示されており参考になった。