生き抜くための整体 カラダとココロのゆるめ方 (14歳の世渡り術)
- 河出書房新社 (2014年9月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309616896
感想・レビュー・書評
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この手の図書では、頭痛に効く施術はこれこれ、便秘に効くのは、と言ったノウハウ的な解説に終始することが多いように思うのだが、著者はまず「整体とはなんぞや」をその分かりにくさ、危うさから説いている。
そして、身体のバランスが常に動いていることを前提として、その切り替わりをスムーズに促すための深い呼吸を導くのが整体だという。なるほど。
身体が変化するというのは諸行無常に通じるのだろう。
第4章以降の「整体で読み替える生きるための技術」などは、中学生向けではなく大人にこそ腑に落ちる内容。読みやすいけれども、深い。
同じ著者の本を続けて読んでみたくなりました。
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三葛館医学 492.79||KA
整体と聞くと、みなさんはどのようなことを想像するでしょうか?病院やお医者さんとは違って、なんだか怪しげに感じる人もいるかもしれません。本書では、整体は“深く気持ちのいい呼吸ができる状態”にする。というところに主眼をおいていますので、難しい手技手法解説などはありません。心と身体の繋がりについての解説や、首や肩の緊張をゆるめる方法、そしてストレス社会への対処法なども紹介されています。
厳しい社会の現実に晒され、それに身体が追いつくのに必死になっているときこそ、自らの心身について知り、体調を整えることが重要になってくるのかもしれません。
(うめ)
和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=82038 -
大人へのなり方
①自分ができないこと、できることを分別して行くこと。
②達成感や評価に頼らずに、自分を肯定すること。できることを思い切りやること。
③自分中心に世界が回ってはいないことを受け容れること。 -
今、がんばりすぎていませんか?
学校、友人、将来のこと…悩みや楽しみで忙しい毎日、ほっと一息つきましょう!
あなたにあった「深く気持ちいい呼吸」の仕方、あなたの日常習慣×整体の技術で探ることができちゃいます。
今までがんばり過ぎていたかも、なんて、きっと毎日がもっと生きやすくなるはず! -
すごいおもしろかったー!14歳の世渡り術シリーズはどれも読みやすいし楽しいしためになってすき!整体の話かとおもいきや、ツボとか呼吸の話から始まり、心理や人との距離の取り方とかまで書いてあって興味深かった!これは中学生におすすめしたいのはもちろん、人間関係に悩む大人にも読んでほしいな〜!
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今現在の感覚とマッチする部分があり、とても参考になりました。
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対症療法の病院の治療に比べて、体の個々の使いかたからくる痛みや故障。整体はそんな因果関係を探りながら解決を探る治療法。
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お灸とかツボとか面白かった
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息浅くて苦しいのが今だなあ
吐いても吐いても吸えない
くるしいのう