恋って何ですか? 27人がすすめる恋と愛の本 (14歳の世渡り術)

  • 河出書房新社 (2019年11月27日発売)
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感想 : 18
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  • 本 ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309617183

感想・レビュー・書評

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  • 本を紹介する本。そそられる本もあったけれど、少なかったかな

  • 恋を知る人も知らぬ人も、一度知れば今までのあなたではいられない。

    本を勧めてくれる人の人選が新しい感じで、でも選ばれている本は古典から最近のものまで幅広い。サンキュータツオの「失恋文学のススメ」に頷き、上野千鶴子さんのブレなさに微笑む。澤田瞳子さんの高校時代の話に、自分の頃を思い出す。オペラは覚えがなくて、思いだしたのは、オペラ座の怪人を歌っていた友人ですが。

    草食とか晩婚化とか生涯未婚とか、とりあえず恋愛小説を読んでみて、それから考えてみませんかね。

  • 面白かった。特に終盤の方に紹介された本や、紹介者の語りが今の自分に刺さりすぎた。
    有難いことに、今のパートナーとの関係性に悩んでこの本を手に取ったので、この本で語られる恋愛の哲学が実感を持って読み進められた。私の感じる恋愛観はあくまで私のものでしかないけれど、トミヤマユキコさんの『ボーイ★スカート』は陳腐な言葉で語られがちな「価値観の違いが発覚した時、どうやったら受け入れられるか試行錯誤する」という、ほぼ必ずぶち当たるであろうカップルの課題に改めて向き合う力を貰った。
    14歳向けらしいけど、人間関係に思うところのある全ての人にオススメしたい本だった。

  • 自分のニーズが評論にはあって、恋愛物語にはないってのが、そもそも一番のネックなのかもしらんけど、かたや紹介された半分くらいを読みたいと思えた書に対し、こちらはゼロ。たくさんの評者によって編まれたものだから当然だけど、書評の出来もピンキリ。

  • うーん!面白い!
    27人の著名人がそれぞれに思う恋とは、を本と共に紹介する。

    使い古された言葉だけど、それぞれの恋の解釈は

    みんな違ってみんないい、なぁ~

  • 令和4年6月の特集「恋の本」

  • 執筆陣アツいな!!?笑
    表紙の絵が同性愛もこみこみになってるの、時代の進歩を感じるな…
    髭男爵の人(※ひぐちくんじゃない方)、風と木の詩好きなんだな…こりゃ本物のオタクだ……
    サンキュータツオがドストエフスキー推薦!!?と思ったら、なるほど…
    うううん、やっぱり恋愛文学って好きだ

  • 紹介されてる本も紹介してる人の本も読みたくなる、読みたい本が一気に増える本。
    普段恋愛物は読まないけど読みたいと思ったし、様々な角度から恋愛をピックアップしているから(外国の、マンガ、詩、最近の本から昔のものまで)いろんなジャンルに手を出すきっかけにもなると思う。

  • モキャッ プッキュン モニョ~ン ハニャー
    …が、愛される人がさらりと使っている!女度をあげるオノマトペだと…?レベルが高すぎるぜ…。

    プラトンの時代にLGBTが考えられていたのか。もっとエネルギッシュな感じだけど。

    北村薫さんの何十年越しの本への恋の話、良かった。出版社や翻訳者を変えて本棚に並ぶ作品との邂逅。

    他、噛みしめて読みたい恋愛の本をたくさん紹介してくれています。
    恋愛本って、素敵なフレーズが多いですね。

  • 紹介されている本と紹介者の著書をどちらも読んでみたくなる。

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