わたしの外国語漂流記: 未知なる言葉と格闘した25人の物語 (14歳の世渡り術)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 325
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309617213

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  • 人生を変えた!わたしの外国語大陸周遊記(仮)(14歳の世渡り術)
    著作者:松村圭一郎
    河出書房新社
    松村圭一郎は、エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、開発援助の研究を行っている。
    タイムライン
    https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

  • 色々な言語と向き合うにあたり、勉強法や姿勢についての言語学者等の話が興味深かった。いいところで話が終わってしまうところもあったので、その人の本を読んでみるのもいいかも。

  • 色々な言語があり個性的な人が外国語を話している。その中でも、言語学者吉岡乾の多言語が逸品だった。母国語さえ満足に話せないのに、多言語を駆使して会話している。言語学者というのは魔術師なのか。

  • 【請求記号:807 カ】

  • いろいろな言語を今まで学習してきた中で、思うところがありこの本が目に止まった。

    各種フィールドワークをしながら現地語を習得していく経験談は面白いし、突拍子もない経験はインパクトがある。

    でもファンだからと言うことは関係なくもLilicoさんの記事が1番私には響いた。

    私の言語学習の目的はその言語を研究するためではないからと言うのが主な理由だと思うけれど、今も外国に暮らし外国語を学ぶ生活をしているから、やはり言語の大切なきもは人と関わることであり、相手に興味を持って語りかけていくことなのではと思っている。

    そして海外で奮闘しながら語る子供にとって大きな救いや励みになるメッセージが彼女の文章にはたくさんあった。
    唯一、想定された読み手に向けて、目線を合わせて書かれた文章だった。

    もちろん学者たちの研究や奮闘も面白い。
    こんな体験談を読んで、子供が言語学や文化人類学に興味を持つことも多いだろうと思う。

  • 2021I078
    807/Ya
    配架場所:A3 東工大の先生の本

  • 面白かった。語学を志す人の為の自己啓発本としても読めるし、旅エッセイとしても読める。勉強することで自己を変容させる快感みたいなものを感じてみたい。

  • いろんな国のいろんな言葉をいろんな動機でいろんな場所で学んだり使ったりしている25人の「それぞれの語学」。

    いい大人のわたしが読んでもいろいろ感じるところあるけれど、この本は14歳のための本のシリーズなので、「まだまだこの世には知らない言葉が、しらない世界があるんだ!」とワクワク若い人が読んでくれたらいいなぁと素直に思う。

  • 外国語だけできてもダメなのか。自分の考えがないと。だから知識をつけよう。

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著者プロフィール

松村 圭一郎(まつむら・けいいちろう):1975年熊本生まれ。岡山大学文学部准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『くらしのアナキズム』『小さき者たちの』『うしろめたさの人類学』(第72 回毎日出版文化賞特別賞、いずれもミシマ社)、『旋回する人類学』(講談社)、『これからの大学』(春秋社)、『ブックガイドシリーズ 基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『はみだしの人類学』(NHK出版)など。共編著に『文化人類学との人類学』(黒鳥社)がある。


「2023年 『所有と分配の人類学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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