干刈あがたの世界 4 しずかにわたすこがねのゆびわ

著者 : 干刈あがた

制作 : 干刈あがたの世界刊行委員会 

• 河出書房新社 (1999年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

誰にでも、いつか、苦しみの指輪が回ってくる。全ての女性たちに、社会の矛盾の中でもがき苦しむ子供たちに、彼らとともに変革の時代を生きようと志す男性たちにも…深い絶望を超えた光を投げかけた干刈あがたの小説世界!新たな希望への旅路に、ようこそ。

感想・レビュー・書評

[漁火さんの感想 · 2012年12月13日]

所持しているのはもしかしたら違う出版社のものかも。時代、という一言に全てを任せてよいものか。ジェンダーの話だと知らずに読んでしまったので(干刈さんはその分野で主に活躍されていたそうだ、それも知らなかった)途中から展開のひとつひとつを重たく感じてしまった。

[菊ちゃんさんの感想 · 2008年1月17日]

大切な一冊。
出逢えてよかった。

著者プロフィール

1943年、東京生まれ。早稲田大学政経学部中退。1982年に海燕新人文学賞、85年に芸術選奨新人賞などを受賞。著書に『樹下の家族』『ゆっくり東京女子マラソン』『黄色い髪』など多数。1992年逝去。

「2017年 『ウホッホ探険隊』 で使われていた紹介文から引用しています。」