- Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309621036
感想・レビュー・書評
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人生の一冊
毎年夏至にはかかさず詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本の手書き原稿が1に併録の銀色と黒蜜糖!
切なくなる。
夏になると止まる時計。
銀色と黒蜜糖が旅立った空き家の野茨の蔓に結ばれた黒蜜糖の薄水青のリボン。
「なかんずく猫たちの忍びやかな足音」に違和感。
祖母や母の会話があるのってこの頃のだと珍しい気がする。
併録の綺羅星波止場は好き。
ファンタジー。
耳猫風信社はこの後に書き足してまとめたのかも。 -
月彦がまた銀色と黒蜜糖に出会える予感があって、わくわくする。
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表題作「夏至祭」の他に「綺羅星波止場」というタイトルの短編が収録されていて、どちらも幻想的でノスタルジックな雰囲気の言葉が多用されているので、とても心地良く読み進めることができたと思いました。
少年・猫・鉱石などをキーワードに、美しく不思議な様子の世界観が、儚さと共に絶妙に表現されていると感じました。 -
・収録作品・
詩篇 カレイドスカフⅢ
夏至祭
綺羅星波止場
銀の実
綺羅星波止場
雨の午后三時
レダの卵
猫耳風信社
黄金の釦
月夜の散歩
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銀色と黒蜜糖シリーズでは一番好き
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銀色と黒蜜糖、ふたりの不思議な少年に出会った月彦。祭に行く前からずっと幻想的です。時間を超えて二人に出会えるのは、次はいつなんでしょうか。三日月少年も面白かったですが此方も◎。
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とても素敵なファンタジー作品。
銀色と黒蜜糖という名の不思議な少年2人と
月彦という少年がでてきます。
黒蜜糖がとてもかわいいです。
そして物語に出てくる食べ物や飲み物が
本当に美味しそう!
院生アルバイトスタッフ -
110522読了
繊細で硬質で青くて爽やかな夏みたいなイメージですこの人の本
夏至祭も幻想的でよかったんだけど、後半の短編ラッシュもすごいすき
言葉がいちいち美しい