願い星、叶い星 (奇想コレクション)

制作 : 中村 融 
  • 河出書房新社
3.28
  • (5)
  • (7)
  • (32)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 112
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309621852

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ごきげん目盛り・・・やっぱりベスター面白い!話にスピードがありますね。表題作の願い星、叶い星・・・これも面白い。彼は天才だった。それは・・・最後の中編、「地獄を永遠に」悪魔の話でした。殺人にからみ悪魔を召喚。そして各人が自分の世界を望む。最後は・・・これは予測しなかった。地球最後の人間を描く「昔を今になすよしがな」も最後の男女がこんな最後を迎えるかっと・・・これも面白いです。

  • イメージより凡庸な作家であったか、というのが正直な感想。読む方が年取ったからかもしれないが、そうであれば少し悲しい。但し、「昔を今になすよしもがな」だけは色褪せない傑作。

  • 2004年の短編集。

     タイムトラベルものということで借りたが、イマイチ。最初の2つ3つでギブアップした。ま、こんなこともあるわな。

  • 8編が収めたれた短編集。どれも面白かった。どの作品もそれぞれに違ったテイストを持ちながらも、同時に『虎よ、虎よ!』同様の狂気すれすれの圧倒的なパワーも感じられる。お気に入りは「ごきげん目盛り」と「地獄は永遠に」。

  • 表題作が一番好き。反則的な位、怖い子供の能力。純粋だから、無意識だから、もっと怖い。

  • 表題作はある意味、最凶の能力だと思いました。無邪気なだけに恐ろしい。トップバッターの『ごきげん目盛り』も好きですが、「昔を今に〜」のイカれた世界とちょいイカれた男女の関係が好き。

  • これはもうフツーに、
    読めよ!!見たいな…
    知らなかったんですけど

  • ベスターの日本オリジナル短編集。奇想コレクションってまだ続くみたいで、本当に有難いなあ。SFを読むきっかけになったのが同じ河出の「20世紀SF」だったことも忘れない、有難い。で、SFってオチがくだらないと信用できるというか、個人的に嬉しくなるのだが、「昔を今になすよしもがな」のオチ(?)は本当にくだらない…。代表作「虎よ!虎よ!」って名前のイメージからベスターはもっと硬派な作家かと思っていたが、読んでみると全然そうじゃなかった。好きな作家の一人になった。

  • ベスターの短編集、作品はもちろん、訳も良い!
    収録6作品で好きなのが、狂ったアンドロイドとその持ち主の物語「ごきげん目盛り」。短くキレのよい文章の中で、人間とアンドロイドの「わたし」がくるくる入れ替わり、文章に酩酊する。
    そして「地獄は永遠に」。悪魔と契約し「理想の現実」を手に入れたはずの5人の末路。中でも彫刻家が造物主になり天地創造をするくだりはブラックユーモアとしか言いようがなく、笑えるようで笑えない。

  • もっとがちゃがちゃしてるかと思ってたけど意外に良かった。SFを書いているが世界がそうな訳で、けしてSF上げしてる訳じゃない所がなんだかじわる。

    「選り好みなし」タイムトラベルで、今生きてる現在を捨てて別の時代を夢見るが、どの世界も結局はうまくいかないと。「自分自身」から逃げるしか道はない。

    「昔を今になすよしもがな」ビカドン後に生き残ってしまった男女の見知らぬ二人。
    この話にどうしても惹かれ3、4度読み返してしまった。設定は二人共狂人のようだが、それぞれ相手を利用しながらも「生きる」とする話が日々理由があるような振りをして、何のために生きてるのか見出だせない自分に突き刺さった。

全21件中 1 - 10件を表示

アルフレッド・ベスターの作品

願い星、叶い星 (奇想コレクション)を本棚に登録しているひと

ツイートする