カッパ・ブックスの時代 (河出ブックス)

著者 :
  • 河出書房新社
3.74
  • (5)
  • (13)
  • (13)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 101
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309624594

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本の本

  • (縲取悽縺ョ髮題ェ後??201401縲擾シ夊凶蟲カ豁」縺ョ縲檎ァ√?繝吶せ繝?縲?

  • 光文社の組合闘争から人が飛び出し、新しい出版社が続々と。なかなかおもしろい。

  • かつてにカッパブックス発ベストセラーを懐かしんで読み始めたけど、ドロドロしてました。

  • 164

  • 小学生の頃、初めて買った児童向けではない本がカッパブックスでした。興味を駆り立てる題材、読みやすさもあって読書が不得手であった自分でもあっという間に読んでしまった記憶があります。社会知を子供に教えるような大人が周りにいなかった私にとってカッパブックスは社会とのつながりをあたえてくれる大切なものでした。インターネットがない時代でしたが、いろいろな社会の事柄に興味を持つきっかけを与えてくれたカッパブックス、その歴史が読めて楽しい一冊でした。

  •  光文社の成り立ちから「カッパ・ブックス」の誕生、ベストセラーを連発した作品群と社の衰退までをまとめた本。まあまあ面白いのだが、どうもクエスチョンマーク後の1字空けがされておらず、その使い方のニュアンスが変だったり、あるいは漢数字とアラビア数字が1ページの中で混在している箇所があったりして、「入社三年目」「十七、八人」「二人で」ときて「1冊の予定が」「四二刷26万3000部」、となんだかぐちゃぐちゃしている。原稿段階でそうだとしても、統一すべきじゃないのか。

  • 親書を読み始めた時には
    すでに最盛期を過ぎていたのか、
    ほとんど読んだことがないカッパ・ブックス。

    ベストセラーの中に、
    おもしろそうなタイトルが色々とあったので
    探して読んでみよう。

  • ベストセラーの量産といえば、光文社の
    カッパブックスだった。

    ベストセラーを生み出す、それだけに向かって
    仕事していたカッパブックス。
    売れたものが素晴らしい、ということが
    よくわかりました。

    かんき出版もゴマブックスも光文社から
    生まれたという出版文化も学べます。

    そして昨今のこの出版社の凋落が、
    700億あった資産が220億円に
    あっという間に減ってしまったということ。
    なぜ誰も気づかなかった?という疑問が
    起きなかったような会社の体制が全て。

  • 「銀座の夜のクラブで1人15万円使った」「社員旅行で流血騒ぎ」ほか最盛期の光文社社員の享楽ぶりがヤバイ。まぁその後経理局長が2億円横領でつかまるんですけどね。

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1952年、長野県佐久生まれ。光文社で「カッパ・ブックス」、「月刊宝石」の編集に携わる。1989年「未来図」俳句会入会、藤田湘子に師事した後、約30年にわたり鍵和田ゆう子に師事。現在「未来図」同人、俳人協会会員、日本ペンクラブ会員。俳号あぐり。著書に『深沢七郎外伝』『司馬遼太郎と詩歌句を歩く』(ともに潮出版社)、『カッパ・ブックスの時代』『満州集団自決』『いのちの旅人』(以上、河出書房新社)、編著に『季語うんちく事典』(角川ソフィア文庫)、句集に『悲しみの庭』(朝日新聞社)がある。

「2021年 『季語ものしり事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新海均の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×