和食とうま味のミステリー:国産麴菌オリゼがつむぐ千年の物語 (河出ブックス)
- 河出書房新社 (2016年3月26日発売)
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感想 : 7件
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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309624914
感想・レビュー・書評
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和食の歴史を縦糸に、麹菌との関わりを横糸に。わかりやすく、面白かったのだけれど、「麹菌」がいかなるものなのかよくわかっていないまま読んだので、隔靴掻痒の感あり。麹菌はカビの胞子みたいにその辺をふらふら飛んでいるものなのか? それはどのように食べ物を「発酵」させるのか。腐敗とどこがが異なるのか? 著者が世界初のバイオビジネスという「種麹屋」さんでは、どのように麹を売っていたのだろう? 一瓶いくらとか?
麹の本を読んでみようと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本食にいかに旨味が貢献し、その旨味に日本酒をつくるコウジカビがいかに貢献してきたか。古代から現代まで、日本食の歴史はコウジカビの品種改良の歴史であると断言できる本。
日本食と日本酒は切っても切れない関係。 -
何気なく食べてた和食がすごくありがたいものに思えてきた。味噌や醤油、酒は実はすごい。歴史も分かって面白かった。
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