パタゴニア/老いぼれグリンゴ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-8)

制作 : 安藤 哲行  芹沢 真理子 
  • 河出書房新社
3.79
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本棚登録 : 203
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (568ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309709604

作品紹介・あらすじ

「パタゴニア」不毛の大地に漂着した見果てぬ夢の物語。黄金の都市、マゼランが見た巨人、アメリカ人の強盗団、世界各地からの移住者たち…。幼い頃に魅せられた一片の毛皮の記憶をもとに綴られる、イギリス紀行文学の究極の形。「老いぼれグリンゴ」死と呼ばれるものは最後の苦痛にすぎない。死地を求めてメキシコに渡った『悪魔の辞典』の作者ビアス。反乱軍に加わった彼は愛と憎しみに引き裂かれつつ、移動と戦闘を続けていく。多様な視点で描かれる現代のドン・キホーテ。

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。パタゴニアのみ。純な小説では無く、ルポルタージュやエッセイといいった趣なのに、とても小説的。アルゼンチンの人々がチャトウィンの涼やかな語りで風が大地に吹くように一人、一人と語られていく様は、読んでいて癒されました。

  • パタゴニアは別で読んでいたのですが欲しくなって購入。
    なので初読は老いぼれグリンゴ。

    埃っぽく血なまぐさい土地、メキシコよ。

  • とりあえずパタゴニアだけ読んだ
    最果ての地にいきた伝説の荒くれ者の歴史をたどる旅
    やっぱりアルゼンチンて憧れるなー

  • もう一つのアメリカへ。

  • 「パタゴニア」部分読了。チャトウィンは細かく説明をしないので、内容がいささか掴みづらい。
    パタゴニアの風土ではなく、そこで生活した人々、特にミルワード船長とブッチ・キャシディが印象に残った。

  • パタゴニア素晴らしい大地

  • 「パタゴニア」

    旅行記なのだが、ブルース・チャトウィンの思索の中を旅させられているような、彼と一緒に旅をしながらその考えをずっと聞かされているような気持ちになる。

    いわゆる経路順や行った土地について書かれたものに慣れていると、そっちをきたしてしまいがちだが、こういった書き方もいいではないかと、読み進める内に気持ちを許したくなる。


    「老いぼれグリンコ」

    日本とは違ったたくましさ。乾いているのだが薄情ではなく、強く強く押し上げてくるような濃さがある。個々の主張と生き方も、血を流すことも、性も、風土も、何もかも。この国は「もののあはれ」とは真逆の世界なのだ。

  • 2011年12月16日読み始め 2011年12月24日読了
    「パタゴニア」は再読。前に読んだときも、ちょっとよくわからなかったんですが、二度目読んでやっぱりこの本は私には合わないみたいです。旅行記は大好きなんですが…
    パタゴニアそのものの風景よりも、心象風景が多すぎるような気がします。ハマる人はすごいハマるのはわかるんですが。

    「老いぼれグリンゴ」は、映画にもなっている有名な作品だそうです。アンブローズ・ビアスがモデルになってるというのもびっくりしました。とっても浪漫があって、しかし暴力や性についても描いてます。やや感傷的ではありますが…。
    アメリカとメキシコ、男と女、暴力と平和、2つの「境界」がテーマと言えるかもしれません。

  • 「パタゴニア」はちょっと変わった紀行文。作者のおばあさんのいとこのエピソードが素敵。パタゴニアという土地には冒険の残滓が、放浪者の幽霊がいるような。
    「老いぼれグリンゴ」は西部劇のセットでメロドラマ演ってるのかと思いきや!グリンゴ爺さんの死んだあとのがドラマチックなのよね。
    この2作を続けて読むと、ラテンアメリカはアンチヒーローが流れ流れて最期を迎えるところって印象が強くなってしまうね。

  •  うーん。難しくて読了できなかった。
    (正確にはパタゴニアは読んだけれども、よく分からなかった)

     ゆとりのあるときに、1行1行読むと面白そうな。人生の深みがないと楽しめないのかも? 老後の楽しみにとっておきます。

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著者プロフィール

1940年イングランド生まれ。美術品鑑定や記者として働いたのち、77年本書を発表し、20世紀後半の新しい紀行文として高い評価を得る。ほかに『ソングライン』『ウィダの総督』『ウッツ男爵』など。

「2017年 『パタゴニア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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