短篇コレクションI (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)
- 河出書房新社 (2010年7月12日発売)
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感想 : 28件
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- Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309709697
感想・レビュー・書評
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池澤さん編ってことでオススメされていたから読んでみたけど、あまりこういう短編って得意でないのかも……
事件を起こして、その事件の解決が明確で無い、ってのが苦手らしいです。
「ささやかだけれど、役にたつこと」これは、つらい話。でも人間、ご飯ってすごい大事。
「小さな黒い箱」これ、本当にこの後どうなるのよ……好きなタイプの話なんだけど。浅倉さん訳だからサイバーパンク思い出したし
「ラムレの証言」ユダヤ人も被害者であるが、彼らがパレスチナ人に加えた、街角での無情な暴力の話。子供の健気さが、つらい。どこも被害者ばかりだ、あの地は。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全部は読んでないのですが…ひとつひとつ、心というか心臓を掴まれるというか…。パレスチナの話はなんとも。暴力が繰り返されるのにはやりきれません。
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全部は読んでないのですが…ひとつひとつ、心というか心臓を掴まれるというか…。パレスチナの話はなんとも。暴力が繰り返されるのにはやりきれません。