四間飛車を指しこなす本 2 (最強将棋塾)

著者 :
  • 河出書房新社
4.00
  • (10)
  • (5)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 108
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309721873

作品紹介・あらすじ

本書は、四間飛車側からの積極果敢な仕掛けをバリエーション豊かに、時に終盤まで踏み込んで解説したもの。相手が力を出す前に技を掛ける感覚、四間飛車の勝つパターンを徹底的に学べるようにさまざまな工夫を凝らしている。最終章では藤井システムを取り上げた。藤井システムの根幹を成す考え方と基本となる狙い筋、藤井システムが絶対に避けなければならない形、そうした要点をつかめば、みなさんにも有力な戦法として使いこなせるはずである。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 角交換挑戦型、5六銀速攻作戦、6六銀型、4八飛、藤井システムの基礎と、相手が居飛車穴熊で来た場合の定跡。このシリーズをマスターできたらなぁ。

  • 1巻でオーソドックスな急戦の指し方を学び、2巻では居飛車側が穴熊に組む前に仕掛ける指し方を学び、4八飛車戦法を経て…遂に「藤井システムの基礎」に至ると、同システムがいかに画期的で凄いものだったかが感じられ戦慄を覚えます。これが決まったら恐ろしい切れ味。
    ただ、寄せから詰みに持っていく正確なスキルが要求されます。でないと反撃を食らって撃沈必至。つまり、私にはまだ到底指しこなせません。が、「先」にはこんな世界があるのですねぇ…

  • 【内容】
    藤井システム基礎

    四間飛車の居飛車穴熊対策(藤井システムの考え方)が載っており、藤井システムの基礎にも触れている。四間飛車をメインに指すのであれば必読。

  • まず初めに断っておきたいのは、この第2巻は第3巻とセットで一冊だと思ってもらった方がいいです。
    四間飛車は藤井システムなしには考えられませんが、この第2巻では最終章の50p程でシステムの基礎に触れるのみです。
    それまでに載っている戦法は、藤井システム前提の上では実践的ではなく、システム独特の駒の役割や、1・4・6筋を軸にした攻め方を学ぶための下準備と言っていいでしょう。

    藤井システムは反動も大きく、なんとなくでは指せない戦法なので、こういった下準備からコツコツと学んでいくのが"急がば回れ"になると思います。
    特に、7手目1六歩が1p目を飾る本で頓挫した、という人にオススメだと思います。

  • やはり感覚がわからないので放置
    対四間の研究に使っています

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

藤井猛(ふじい・たけし)
1970年9月29日生まれ。群馬県沼田市出身。
西村一義九段門下。
1991年4月 四段
2000年10月 九段
藤井システムをはじめ、独創的な戦法でファンを魅了する振り飛車党。
1996年11月、第27期新人王戦で棋戦初優勝。
98年11月、第11期竜王戦で初挑戦でタイトル獲得。
99年10月、第30期新人王戦で27期、28期と合わせ3回目の優勝。
00年12月、第13期竜王戦で竜王戦初の3連覇達成。
01年3月、第59期順位戦でA級へ昇級。
タイトル戦登場は7回、獲得は竜王3期。棋戦優勝は8回。
「将棋大賞」は升田幸三賞2回(藤井システム・角交換四間飛車)、他に技能賞2回、殊勲賞など。
99年1月、沼田市民栄誉賞受賞。
著書に「四間飛車上達法」「角交換四間飛車を指しこなす本」(浅川書房)、「藤井猛の攻めの基本戦略」(NHK出版)、「現代に生きる大山振り飛車」(日本将棋連盟)などがある。
趣味、ポケモンカードゲーム。

「2023年 『藤井猛全局集 竜王三連覇とA級の激闘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤井猛の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×