一冊でわかる大正時代 (世界のなかの日本の歴史)

  • 河出書房新社 (2024年11月26日発売)
3.29
  • (1)
  • (0)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 84
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784309722085

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 歴史学者の大石先生の「一冊でわかる」シリーズ、大正時代編。高校生を対象にしたものなのか、とてもわかりやすく解説してある。表や政党の相関等も駆使してあり、忘れていた歴史が鮮やかに蘇る。巻末には日本と世界の年表もあり、読み応えがあった。他の時代のも読みたいと思った。

  • 210.6/オ

  • 大正時代は、国民の自由と権利が拡大し、平和や民主主義の理想を追求するための取り組みが行われた時代である

    大正天皇の即位: 1912年に明治天皇が崩御し、嘉仁親王が大正天皇として即位​

    第一次世界大戦の影響: 日本は連合国側で参戦し、経済的好景気を迎えたが、戦後不況も発生​

    大正デモクラシー: 民本主義や普通選挙運動など、民主主義の発展を目指した動きが活発化​

    米騒動: 1918年、富山県を発端に全国的な暴動が発生し、米価高騰への不満が爆発​

    原敬内閣の成立: 平民出身の原敬が1918年に内閣を組織し、政党政治の確立を進めた​

    シベリア出兵: 1918年に日本がロシアの革命政局に介入し、国民からの反発を受けた​

    女性の社会進出: 女性の洋装化、映画女優の登場など文化面での変化が顕著​

    関東大震災: 1923年に発生した震災が東京の都市構造に大きな変化をもたらした​

    普選運動の進展: 普通選挙法の成立により選挙権が拡大した​

    第一次護憲運動: 政党勢力が藩閥政治に反発し、政権交代を求める運動を展開​

    科学技術の進歩: 鉄道の発展やラジオ放送の開始など、技術革新が進んだ​

    文化の多様化: 大衆文化として、歌舞伎や映画が大きな人気を博した​

    都市の発展: 電灯普及率の向上や都市部の近代化が進行​

    国際連盟加盟: 第一次世界大戦後、日本は国際連盟の常任理事国となる​

    教育の普及: 義務教育の拡充と教育機関の整備が進んだ​

    大正時代の政治体制: 内閣制度の発展と政党政治の強化​

    経済の変動: 戦時好景気から戦後不況への移行​

    労働運動の活発化: 労働者の権利意識の高まりとストライキの増加​

    芸術の発展: モダンアートや文学運動が活発化​

    社会福祉の充実: 災害救援活動や公共インフラの整備が進行​

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

大石 学(オオイシ マナブ)
1965年生。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。杏林大学ほか非常勤講師。哲学・倫理学。

「2024年 『ディルタイ研究・資料』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大石学の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×