ホントに勝てる四間飛車 (先崎式将棋レクチャー&トーク)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309722719

感想・レビュー・書評

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  • 将棋は敷居が高い。

    ルールを覚えて一種のゲームとして楽しむだけなら将棋は難しくない。

    ただ、定跡や手筋を覚えて本格的にやろうとするととたんに敷居が高くなる。


    世の中のほとんどのことが敷居で、それゆえ将棋に関しても違和感なく接していける子供の頃ならいざ知らず在る程度の年齢になってからそれを始めようとする人間にとっては恐ろしく敷居は高いような気がする。

    三十路手前で初めてルールを覚えるところからやった私には真にそんな感じでした。


    そんな私が一番初めに最後まで読み終えることができた将棋の本がこれです。


    棋書としての難度自体は決して高くはありませんが、上記のような状態の私にとってはこれでも十分骨太でした。

    随分と苦労しましたが、それでもちゃんと読み終えることが出来ましたし、その後他の本を読んで勉強を続ける上で基礎となる重要な知識の大部分をえることが出きました。


    今では以前ほど頻繁にこの本を手に取ることはなくなりましたが、それでも時々は引っ張り出してきて復習に使っています。

    良書です。

  • この一冊でほとんど全部の四間飛車の戦形を組み込もうとしている半ば無謀な作り^^;それでもけっこうそれが成功している。相変わらず内容は分かりやすい。内容はそれぞれよく出てきそうな手順を中心に説明されており、たまに読み返してざっと復習するといったテスト前的使い方がおすすめである。

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著者プロフィール

先崎 学(せんざき まなぶ)
1970年、青森県生まれの将棋棋士。九段。
エッセイストの側面もあり、多くの雑誌でエッセイ・コラムを持つ。羽海野チカの将棋マンガ『3月のライオン』の監修を務め、単行本にコラムを寄せている。
著書多数。代表作に『フフフの歩』、『先崎学の浮いたり沈んだり』、『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』など。

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