近現代詩歌 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集29)

制作 : 池澤 夏樹  穂村 弘  小澤 實 
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 157
感想 : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309728995

感想・レビュー・書評

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  • 先日NHKBSで鎌倉の番組をやっていた。その中で鎌倉に住んだという山崎方代という人の短歌を紹介していた。初めて聞く人だったが、スッと入ってきた。短歌は”長くて”、一瞬の間の俳句の方が好き。でも、画面で文字が出て声で読むそれは、なにか尾崎放哉のような雰囲気も感じてよかった。俳句的な匂いを感じたのだと思う。

    この全集では、5首紹介されていた。

    そこだけが黄昏ていて一本の指が歩いてゆくではないか 「右左口」1973

    手のひらに豆腐をのせていそいそといつもの角を曲がりて帰る 「右左口」1973

    一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております 「こおろぎ」1980

    山崎方代 1914-1985 山梨県生まれ。第二次世界大戦時にチモール島で右目を失明。生涯妻子を持たず、定職につかず、その無頼の精神性から「無頼の歌人」と呼ばれる。姉は弟の面倒を見続けた。親戚でもない人々が方代のために庭にプレハブの小屋を建ててやる。さらには何人もの女性たちが身の回りの世話を焼きに来る。周囲の人々にそれだけのことをさせる魅力が、この人にはあったということなのだろう、と解説。


    2016.9.30初版 図書館

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000055912

  • 日本の現代詩のだいたいのところを読んでみようと思って、これが手っ取り早いかなと思って読んでみた。
    明治から平成までの詩を池澤夏樹、短歌を穂村弘、俳句を小澤實という人たちがそれぞれ選んでいる。
    短歌と俳句は関心がないのでナナメ読み。

    詩は島崎藤村から入沢康夫まで41人。
    一人につき1つか2の詩。

    金子光晴と中野重治しか印象に残らなかった。

    現代詩は、田村隆一、谷川雁、大岡信、荒川洋治、谷川俊太郎 とか、名前を聞いたことがある人たちの詩をたぶんはじめて読んだけれども、よくわからなかった。

    といってあわてる必要もない。
    そのうちわかるようになるかも。

  • 近現代の詩・短歌・俳句の選集
    詩は、何編か気になって心に残るものがありました。
    短歌と俳句は難しくて、読み飛ばしてしまいました。
    短歌・俳句はどうも合わない気がします。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00249778

  • 2017.8.4市立図書館
    (こういうのはやはり借りて済まそうというのがまずまちがっているんだな…)

  • 日本文学全集4冊目。前巻が2月で、積ん読が溜まりに溜まっている。詩をいろいろ読もう!という流れの一環で、手を出すことができた。
    やはり外国語の詩を訳したものより、自国の言葉で書かれた詩の方が直接伝わってくる感じがする。が、やはり自分には詩を解するこころが備わっていないのかも…と思ってしまった。まあ、選者との好みの問題もあるかもしれないけれど。
    短歌に関しては、正直穂村氏の解説抜きにはほとんど理解できなかったのではないかと思う。
    俳句に関しては逆にあまりに短いので、おおっと思うものが結構あった。テレビ番組『プレバト』の俳句の査定を結構楽しんでみてるんだけど、あの先生はこの俳句どう思うんだろう…と思ったりなんかしながら読んだ。しかしやはりあまりに短いので、その俳句が書かれた状況や俳人の説明抜きにはその深さが理解できないものも多い。
    俳句に関しては全集に他にもとりあげられているので、そちらも読むつもりだけれども、いやあ、なんだかもう一生分読んでしまった気分だよ。しばらく間をおいた方がいいかな…。
    それにしても、いくら個人編纂だからって池澤氏の生年以前の人、という基準はどうなんだ。

  • 網羅性がとても高いという点で、私のような詩歌初心者にぴったりの内容。勿論「汚れちまった悲しみ」なんかもあります。
    自由律俳句も収録されているが、大好きな尾崎放哉が入っていないのが残念。

  • 詩はいつでもどこでも文学の中心。詩や短歌や俳句はむずかしいという先入観を一掃するセレクションを実現しよう。

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