- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309750040
感想・レビュー・書評
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井上洋介は強烈な個性の芸術家だ。最初は我が子に読んでやる絵本で知ったのだが、ただの絵本作家ではなく、一筋縄ではいかない人だ。最初、エロ・グロ・ナンセンスの漫画から出発している。そこには、戦争の記憶もこだましている。これが凄い。シュールなナンセンス漫画、エロ・グロが満喫でぐいぐい迫ってくる漫画、そこから絵本へと移り、本の挿絵、舞台芸術など、いろいろな方面へ進んでいく。初期の絵本は結構シュールだ。小さい子には分かるのかな。面白いとは思うだろう。それでいいのだろう。手法もペン、色鉛筆、水彩、筆、版画など多彩だ。とにかくエネルギーを感じる。
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井上洋介さんは絵本のイメージが私の中では強かったけれど、漫画やタブローのエログロナンセンスな雰囲気にこの本で触れました。(どこかで見かけたことがあるような気がするので初めて触れた訳ではないと思いますが、)好きです。
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井上洋介の奥の深さに圧倒されます。イラストやタブローのちょっとした毒々しさ。それと、くまの子ウーフのような童話の挿絵の愛らしさ。でもツネ太君のいじわるらしさを感じさせる顔は、前半のイラストなどに共通するのかなあ?
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ウーフの印象が大きかったもので、
ものすご~く怖い絵も描いていらした事に驚きました。 -
漫画、タブロー、絵本、多彩な活躍をみせる、井上洋介の全軌跡!100万部の大ベストセラー『くまの子ウーフ』等絵本の世界も網羅!